2009.05.28
昨日で前期中間試験も終わり、インフルエンザによる休校と試験期間のためしばらく中断していた授業・実験が、本日から再開しました。
私は資源分析化学科・有機テクノロジー学科1年生の定性分析実験を担当したのですが、
何だかいつになく活気にあふれる感じです。(^^
座学も大事ですが、やはり分析化学者(の卵)、手を動かすのも好きなんでしょうね。
こっちでは、何やらホットプレートで料理中?
実は溶液を加熱していたのでした。
カセロールやビーカーに溶液を入れ、蒸発乾固寸前まで煮詰めるんです。
さて、こちらの班は一足早く実験が終わったようですね。
みんなで分担して行っていた実験のデータを整理しているようです。
先ほど「これ、沈殿できてますか?」と持ってきた班ですね。
ちゃんと目的の元素は検出できたんでしょうか。あとで質問してみることにします。( ̄ー ̄)ニヤリ
よく見ていただければわかりますが、
顔には保護メガネ、試験管やカセロールを持つ手には軍手をしていますよね。
もちろんこれは安全のため。
細心の注意を払って実験を行ってはいますし、安全教育も行っています。
しかし労働災害の要因の一つ、人的な要因(ケアレスミスなど)は人が行う限り完全には取り除くことは出来ません。
ならばその影響を最小限に抑えられる環境を作ることが必要になります。
そこで本校では、実験室では必ず白衣だけでなく保護メガネも着用することになっています。
さらに実験前には今回使う試薬について調べることで、白衣・メガネの他に安全情報も身につけています。
このように、本校では皆さんに安心して実験に集中していただけるような環境が整っています。
だからこそこんなにステキな笑顔が生まれるんでしょうね。
by 八兵衛