2009.05.31
化学分析コース再開2日目。今日は1年生の機器分析法Ⅰの授業を担当しました。
分析機器を幅広く学び、その技術が修得できるのが本校の強みの一つ。ここ数回は吸光分析についての授業で原理や機器の仕組みについて説明してきましたがしたが、今日は実際に実験データの解析を行なってみました。
分析化学では、吸光分析に限らず、検量線のグラフを書いたり、式を求めることはよく行ないます。これができなくては、話にならないくらいです。いざ関数電卓を使ってみると、なかなか慣れないようでしたが、化学分析コースでは一人一人に説明できるくらい、密接に授業が行えますので、例題の演習時間内にみんなひと通りマスターできたようでした。
昼からの1年生は、実験のガイダンスでした。私が教室を覗いたときには、医薬品原料の合成とその定量の説明を受けていました。
ガイダンスが終わってからも、先生のところには学生が熱心に質問に駆け寄っていました。
先週休校だった分を取り返そうとしているんじゃないかと思えるほど熱心にな学生達でした。
今日は、化学分析コースの授業だけでなく、文部科学省後援の資格「工業英検」の試験も行われました。平日コースの学生達も受験のために登校してきました。私は授業があったため、試験終了後の学生と話をする時間は持てませんでしたが、試験が終わった学生達は友達同士「あの問題できた?」「よっしゃ、合ってる!」など口々にして下校していきました。
今日の結果が良い結果であることを期待しています。
by ドラ一郎