2009.06.12
本校では、2年生の授業カリキュラムの中に卒業研究があります。実際にこの卒業研究は後期から始まるのですが、そのための準備は前期のうちにしておかなければならないことになっています。現在は、準備のために先生と学生の打合せが頻繁に行われています。今日は、その一部をお届けしたいと思います。
先生に1人に対して、学生が4名ほどで班を作り、その班のメンバーで卒業研究を進めていくことになります。重要なのは、指導する立場である先生も班員であり、学生とともに卒業研究を進めていくということです。ですから、私ことボヤッキーも積極的に意見を述べています。
では、現在どのようにして卒業研究を進めているか、簡単に紹介してみたいと思います。卒業研究は、学生と生徒の情報のやり取りや交換が非常に重要になってきます。そこで、私の班では、写真のような卒業研究ノートを作成し、卒業研究に活用しています。少しだけ、中身もお見せしますね。
このノートを学生間で回して情報の共有を行い、それを先生が見ることで、学生の進捗状況をチェックしていくというスタイルをとっています。これを行う最大のメリットは、「ノートに記入する」=「記録が絶対に残る」ので、「いつ、誰が、どこで、何を、どうして、次は誰が、何をする・・・」と言うことを振り返ることができることです。卒業研究では、必ず「以前に何をやったのか?」と振り返らなければならない時があります。この時に、きっと必ず役に立つはずです!!と思い、学生に対しては、「しっかりとノートの記録とやり取りを行いましょう!!」と指導しています。
研究の必要性、必要な基礎知識、実験データ、結果と考察など、今から重要でたくさんの情報が書き込まれていくこのノートが増え、それと同時に、何回も読みなおすことによりボロボロになっていくノートの軌跡が、すばらしい卒業研究に繋がっていくと信じています。3月には、知識と想いがたくさん詰まった卒業研究ノートたちをこのブログで紹介できると思いますので、まだまだだいぶ先になると思いますが、皆さん待っててくださいね!!
by ボヤッキー