2009.07.14
今日の生命バイオ分析学科・医療からだ高度分析学科1年生は、定性分析実験の実技試験でした。
もちろん試験なので、テキストもノートも持ち込み不可。自分の記憶と経験が頼りです。
時折、ちょっと不安な表情を見せたりもしますが、
既にプレテストと併せて三回目なので、少しコツをつかんできた様子。
思った通り調子よく進んでいるのか、彼は少し明るい顔です。
さて、彼ら・彼女らはここで何をしているのかというと...
この装置で発生させたガスを試料溶液に通じ、沈殿を生成させているのです。
ただし、このガスは有害な成分を含むので、ガス浄化機能のついた局所排気装置(ドラフトチャンバー)の中で作業を行うことになります。その装置が写真にも写っている大きな箱のようなものなのです。
こうやって、環境に配慮して安全に実験を行えるようになっています。
一方、この装置のある部屋では、生命バイオ分析学科2年生も実験を行っていました。
何の実験をしているのかのぞいてみると...
ん?おかずのり?
海苔に含まれるビタミンB2の定量を行っていたようです。
その抽出操作のために、一生懸命?振盪操作を行っていたのですね。
先生とのディスカッション中にも振っています。
このように、いろいろな身近な試料を対象として実験を行って、
実用的なスキルを身につけていくのですね。
by 八兵衛