2009.08.21
夏休みのこの期間を使って、昨日から来週の金曜日まで、国家資格団体技能講習が始まっています。
これは、労働安全衛生法で規定される作業主任者の「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」「有機溶剤作業主任者」「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」の三つの国家資格を取得するための技能講習なのですが、大変人気があり一般受講の場合は数ヶ月待ちということもあります。しかし本校では、毎年夏休み期間中、本校の学生のためだけに特別にこれらの講習を開催していただいていますので、本校学生は何ヶ月も待つ必要なく受講することが可能なんです。
しかも会場は、本校からすぐのエル・おおさか。
昨日と今日は、「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者技能講習」が開かれています。
テキストの並んだここが受講会場です。学生達もちょっと緊張気味?
時間になったので、大阪労働基準連合会の方から、受講にあたっての説明がなされています。
しっかり受講して、みんな無事に資格を手にしてくださいね。
さて、そのエルおおさかから本校への道に、今朝、びっくりすることが!
な、なんだなんだ?このかわいいけど大きなアヒルは?
「水都大阪2009」八軒家浜会場に設置された、この高さ9.5m、幅9.5m、長さ11mものアヒル、
実はオランダの若手アーティスト、F・ホフマンの作品『ラバーダック』というもの。
世界各地で展示されてきたのですが、日本ではこの大阪が初めてなんです。
また、日本オランダ年2008-2009というイベントの一環でもあるそうです。
ところで、オランダと言えば、決して分析化学や本校とも無縁ではないんです。
日本最初の理化学専門学校である「舎密局(せいみきょく)」、
その初代教頭でもあるハラタマ博士(Koenraad Wolter Gratama)はオランダから来日し、
長崎の分析究理所で、初めて西欧の化学者による直接の化学教育を行った人でもあるんです。
そして本校の玄関にはハラタマ博士の胸像が。
意外なところでつながりがあるんですね。
舎密局については、体験入学でも説明があります。直近はあさっての日曜日。是非ご参加ください!
by 八兵衛