2009.09.07
先週に引き続き道頓堀川水質調査の模様をお伝えします。本日は最終日ということでBOD(生物化学的酸素要求量)の測定を行いました。BODとは水の中の微生物が有機物を分解するときに必要な酸素量のことを指します。BODの値が大きい程、有機物が多い、つまり川の水が汚れているということになります。
本日も約20名の学生が参加しました。2年生を中心に実験を進めており、1年間でこんなに成長するものなのだ、と改めて実感しました。BODは滴定と呼ばれる操作で求めるのですが、滴定は化学の実験では基本中の基本。企業でも頻繁に使用されます。本校の1年生の実験の中にも滴定を用いた実験は数個あります。経験を積むことで、正確なデータを得ることができるので、学生の間にしっかりマスターしてほしいです。
後期授業開始まであと1週間。われわれ教員も後期に向け準備を行っています。学生の皆さんも体調をしっかり整え、1週間後に元気な姿を見れることを楽しみにしています。
byシトラス