日本分析化学専門学校

今日は学外のお話を。

１時間目の授業終了後、私は同じ大阪市内にある金光藤蔭高校に向かいました。というのも、４月にも一度書きましたが、今年度、大阪府・大阪府教育委員会と、本校も所属する(社)大阪府専修学校各種学校連合会がタッグを組み、「大阪版職業アセスメントプログラムモデル事業（１６歳のハローワーク）」というものを展開しています。府立高校５校・私立高校５校の計１０校の高校１年生２６００名を対象として、専門学校の教育力を駆使して高校生に職業教育を行うと、どのような効果があるのかを検証しようというプログラムです。進学するために受験対策として勉強することは大切ですが、その際、「将来はこんな仕事に就きたい！」と考えながら勉強することと、「漠然と」勉強することは、以前から違いがあると言われているのですが、それを実証してみようという事業です。

（この写真はそのプログラムのキックオフの時のもの、前列左端が私。私の後ろが金光藤蔭の校長先生）

今日はそのプログラムの一つ、同校で１９分野の専門学校が集まり、生徒さん約３００名に職業体験学習を行いました。私はこのプログラム全体の責任者として参加し、金光藤蔭高校の校長先生との面談や新聞記者の取材対応などに臨みました（本当は本校としても参加したかったのですが、他の高校への参加予定がありますので控えました）。
もともと金光藤蔭高校には、ライフクリエイティプという専門学校と提携しキャリア教育をおこなうコースがあり、校長先生いわくこのコースは中学生からも大変人気のコースで、倍率も結構高いそうです。頭の中で想像していた仕事が、簡単ではありますが体験できることで、どの生徒さんもとても真剣かつ楽しそうに参加していました。

（その模様を紹介された８日の新聞朝刊記事）

こうした専門学校力を認識いただき、進学中心の現在の教育体系とともに職業教育が見直され、幼稚園・小学校から高等教育機関までを含めた国全体の取り組みとすることが、私のもう一つの仕事であり夢でもあります。いやいや、本校のことも忘れちゃいけません！もちろん、本校も中学や高校での出前授業や実習の受入を推進していますので、興味がおありの先生はぜひご連絡下さい！
それと、来週校内のスポーツ大会を開催しますが、今回初めて各学年男女１名ずつに、校長賞を授与することにしました。賞品はお楽しみ！渡す私自身が今から楽しみです♪

（今日届いた今回の商品！）

by かりめろ