2009.11.05
1年生の就職活動が徐々にスタートし初めており、そんな中今日は就職活動の一環である企業見学会が行われまた。今年に入り4回目になります。卒業生が活躍している企業で、どのように分析化学が活躍し、実際に社会人になった時にどのような仕事を具体的にするのか実際に自分の目で見てみようという行事です。学生は自分の興味のある分野の企業を選んで見学をしました。私が引率した企業は「セラミック」の製造と分析をしている企業で、世界一優れたセラミックを製造し卒業生も活躍している企業でした。分析した天然原料を調合し、高温で焼きセラミックは作られますが、その全ての行程において『分析』を行なわなければ次の工程に進むことができず、その分析は本校で今学んでいる機器を用いて行なわれていました。今日見学した学生達は、分析化学の力無くしては製品が世に出回ることは無いということを実感したと思います。
また、今回製造工程を教えていただいたセラミックは携帯電話や医薬品の製造過程に用いられており、より身近に分析化学を感じ、生活に欠かせないことが分かったと思います。
卒業生の皆さんから学生へ向けて、交流を取る時間も設けていただき、自分が社会に出た時に具体的に何をするのかということも少し分かったと思います。今後の授業や実験に今日感じた気持ちを反映させていきましょう。
お忙しい中ご対応頂いた企業の皆様、卒業生の皆様貴重な時間を頂きありがとうございました。
写真は見学風景の一部です。
byせんぱい