2009.11.10
いよいよ今日から今週の金曜日までの予定で後期中間試験がスタートしました。私も今日は1年生で担当している「生物化学」と「工業英語」の試験監督を行いました。工業英語は1年間開講される科目で、学生は前期に試験を経験し、どのような問題形式か分かっているためか、試験前にあまり質問がありませんでした。ところが、生物化学は後期だけの半期科目で学生にとっては初めての試験のためか、今日までに多くの学生が昼休みや放課後に質問にやってきました。生命バイオ分析学科のNくん、Mくん、Kくん、有機テクノロジー学科のUさん、Kさん、Yさん、資源分析化学科のFくん、Kくん・・・などなど、今日の出来はどうだったかな?
さて試験が一通り終わり、放課後に校舎内を探索すると、明日の試験に備えてみんなで試験勉強をしている姿に遭遇しました。まずは1年生の教室を覗くと、生命バイオ分析学科のOさんとKくんが計算機片手に明日の「基礎物理」の試験勉強していました。「どちらが物理が得意なの?」と聞くと「Kくんです!」とOさん。見てると、Kくんはサクサクと問題を解きつつ、Oさんに教えていました。このように、得意な学生は人に教えることによってさらに理解が深まり、そうでない学生は1人で勉強するよりも数倍効率的に勉強ができます。みんなで勉強するって本当にいいなぁと思いました。
さて次は資料室へGO!ここでは、1年生資源分析化学科のFくんとKくん、有機テクノロジー学科のNくんの3人が「機器分析化学」の試験勉強をしていました。予想問題のようなものを作成して、1人が出題し、2人が答える形式で教え合いをしていました。試験勉強なのに何だか和気あいあいと勉強している姿はとっても微笑ましい光景でした。
資料室を出ると、就職試験を受けて学校に戻ってきた生命バイオ分析学科2年のYくんとDくんに遭遇しました。2人は同じ企業に試験に行ってきたようで、お互いの試験の出来を語っていました。そして一通り就職試験の話が終わると、明日行われる「医薬概論」、「臨床検査法」、「品質管理」の3科目の試験についてプリントを手に話し始めました。ライバルでありながら仲良しのこの2人組。一緒に内定いただけるとイイですね。
校内探索を一通り終えて教務室に戻ると、大阪府立貝塚高校の先生が11月20日(金)に行われる出張実験会の打ち合わせに来られました。当日はアビー先生が出張されますので、またこの日記でもその様子が報告されると思います。お楽しみに!
byすくろーす