2010.02.06
ついに今日、卒業研究発表会当日を迎えました。2年間で学んできた化学の知識や実験技術全てのことを13分間にまとめて発表する時がいよいよやってきたのです。具体的に卒業研究が始まったのは、昨年の9月からであり、半年という短い期間ですが実験に失敗を重ね、試行錯誤しながらたどり着いたこの日です。
2年生は、会場内に集合してからも全く落ち着くことのない表情で自分の発表を待っていました。特に発表の直前の待合場所では、当然のことながらいつになく真剣な面持ちでした。しかし、どの班のメンバーもどこかしら自信を持っている様子が伺えました。「今まで半年間全力で取り組んできたのだから、後は力を出し切るだけ。」という気持ちを持っているように感じました。そしていよいよスクリーンの前に立ち発表です!!
日頃大きな声で話すことのない学生も、胸を張り会場全体に響くほどの大きな声で自信を持って発表していました。また、質疑応答でも堂々たる姿で質問に答えており、立派な姿でした。
研究を班で行う中で意見が食い違ったり、実験自体が上手く進まなかったり壁は沢山あったと思います。それを一つずつ解決して乗り越えてきたから今日の発表ができたのだと思います。それは学生一人一人の『努力』の成果だと思います。本当にお疲れ様でした。しばし自分の「頭」と「体」と「心」を休息し、次の目標に向かって頑張りましょう!!
発表を聞いた1年生は、「1年後こんな発表ができるのか??」と不安に思ったことだと思います。1年後にはあのスクリーンの前に立ち、発表をするのですから。しかし漠然と自分のしたい研究を頭に思い浮かべていたことが、今日で少し明確に見え始めたのではないでしょうか?1年後今の卒業研究に対する夢や希望を実現させるために4月から一緒に頑張りましょう。
byせんぱい