2010.03.12
春らしい暖かさと厳しい冬の寒さを行きつ戻りつしていましたが、ようやく本当の春の気配を感じる頃になりました。本校では、明日、卒業式が挙行されます。教員はこれまでも卒業式の準備を進めてきましたが、今日は夕刻から会場に行き、最後の準備と入念なリハーサルを行いました。
明日滞りなく挙行されるよう、妥協なく準備した結果、作業は夜の20時頃までかかりました。教職員がここまで一生懸命に準備をするのは、何のためだと思いますか?それはもちろん、卒業生に精一杯のはなむけをするためです。彼らの明日までの道のりを、一番そばで見て、そして一番頑張ってきたこと、成長してきたことを理解しているのは私たち教職員です。彼らの門出にふさわしい式にするには、明日、失敗は許されないのです。「ここまで良く頑張ったね」「おめでとう!」という気持ちを込めて、全員で準備を行いました。明日、この会場で晴れやかで、堂々として、誇らしげな学生の最後の姿を見るのが楽しみです。
by アビー