2010.03.18
今日は今年度後期実験の際に発生した廃液の処理日でした。
本校では廃液タンクが満タンになると、タンクを一度屋上へ運び保管し半期に一度廃液処理業者に委託します。今日は業者への委託日で屋上に保管してある廃液を1階まで降ろし業者で引き渡す作業があり、先生達はジャージなどに着替え準備万端様子。重いものでは1つのタンクに廃液が25Kg近く入っており、それを持って1階まで運ぶのはそれはそれは大変です。まだ季節は春が訪れ始めたばかりだというのに先生たちは汗だくで作業を進めていました。毎回この作業の日は先生たちは苦労してるんですよ~(笑)
通常一般の企業では独自に廃液処理システムを導入し、自社で処理を行っている会社も多くあります。研究や実験で廃液が出てしまうのは、仕方の無いことですが、この廃液の量をまったく気にせずにどんどん出しているとコストがかかる上に環境に悪影響を及ぼしてしまいます。廃液を極力出さないようにすることも分析化学者としての役割だと思うので学生の皆さんは環境負荷を考えて実験をするように心がけましょうね。それと先生たちのためにも・・・ね(笑)
byシトラス