せんせのブログ

明日からゴールデンウィーク

2010.04.30

昨日に引き続き、4月30日はとても良い天気でした。
実験棟から見た空を写してみました。ほとんど雲のない景色ですね。このように外で遊びたい陽気ですが、学生は授業をがんばっています。

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では、本日はその青空を撮った実験棟での学生のがんばりを紹介したいと思います。
本日は1年生と2年生が実験を行っていました。

1年生は,基礎化学実験
2年生は,資源分析学科が材料分析実験、有機テクノロジー学科が機能性有機工学実験
を行っています。

基本的に1年生は、どの学科も同じ授業、同じ実験を行います。まずは、実験に慣れてもらうためです。その後2年生になると基本的に学科ごとに異なる実験を受けることになります。医療からだ高度分析学科は、主に有機テクノロジー学科と生命バイオ分析学科の実験を行います。

さて写真は2年生の実験風景です。2年生ともなると先生の指導がなくても実験を進めることができるようになっています。私は、新任のため2年生がどの程度の実験能力があるのかわかりませんでした。1年間でここまで能力をつけることができることに率直に関心しました。実験の種類により蒸留水やイオン交換水のどちらを利用するのか変化します。有機物などを分析するときは、蒸留水を利用します。金属イオンなどを分析するときは、イオン交換水を利用します。化学では当たり前の知識ですが、これまでの私の経験上、違いを理解していない人は案外いました。2年生は、しっかり理解していました。基本的な知識だけでなく、実験の技術も申し分なかったです。
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2年生の実験を見た後1年生の実験を見に行きました。1年生は、さすがに先生の指導のもと実験を行っていました。1年生の中には、文系出身の学生もいます。このように実験をあまりしてこなかった学生が、1年後には2年生のようになると思うと人間の成長の早さには、驚かされます。

写真は、1年生の実験風景です。まずは、実験で使う試薬の重さを測っています。分析の基本ですね。
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次の写真は、実験の準備をしているところです。学生からは、「何を準備するのか」「この実験器具はなんだろうか」など疑問がたくさんでていました。
最初からわかる人間はいません。わからないことは、1つ1つしっかり学んで行きましょう。
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1年間で学生は、すばらしい能力を身につけています。さらにあと1年間勉強すれば、すばらしい分析者になると思います。彼らの将来に期待です。
また、その彼らの成長を手助けをする役目を担えることは、教員としてもうれしい限りです。

明日から平日の4学科は、GWに入ります。この一カ月の疲れを癒すよい機会です。
週間天気予報によるとGW終了まで雨はなさそうです。
GWは、怪我だけはないように注意してほしいですね。

by クロス