2010.05.02
GWに突入した今日5月2日も化学分析コースは授業実験を行いました。2年生は機器分析実験を行っていましたので、ご報告しましょう。今日のテーマは原子吸光光度計による重金属の定量(検量線法)でした。原子吸光光度計については1年生の時にも一度実験していますが、2年生では測定方法を検量線法と標準添加法に分けて実施しています。
一度実験しているとはいえ、1年次の実験はあくまで基本操作に徹した実験ですので、溶液の調製から機器の立ち上げ、測定に至る作業は担当のドラ一郎先生から事細かに説明、指導を受けていました。しかし標準溶液の調製や試料溶液の調整は、もう十分にこなせていましたのでほとんどドラ一郎先生からの指導はなかったようです。もうこのレベルまで来ると、十分企業でも通用する技量と言えますね。
でも今日は卒業研究の希望テーマの提出がありましたので、卒業研究ではどの分析機器をも使いこなせるようにとの思いもあると思います。学生達は手を抜くことなく真剣に説明を聞き、楽しく実験を行っていました。
機器分析実験では、他にも色々な分析機器を使った実験を行いますが、いずれの機器も化学分析では不可欠な機器です。しっかり身につけてくださいね。
さて、化学分析コースも遅ればせながら明日から短いですがGWに入ります。
この休みを利用して、心身共にリフレッシュして欲しいと思います。また来週元気な笑顔を見せてくださいね。
by トトロ
※明日5/3(月)から5/5(水)まで休校となりますので、当ブログもお休みさせていただきます。
5/6(木)の再開をお楽しみに・・・