2010.05.08
今日は今年度初めての道頓堀川水質調査の日でした。幸い朝から天候にも恵まれ、8:00に学校へ集合した学生はせんぱい先生と一緒に採取道具一式を持って道頓堀川に向かいました。
現地ではバケツや専門的な採水道具(バンドーン採水器)を用いて、水を組み、密栓したり冷却したりして学校へ持って帰るまでに水質が変化してしまわないように調整しています。
学校では別のグループがサンプリング組が帰ってきたらすぐに次の実験ができるように、微生物を培養するための培地を作ったり、その他の試薬調製をしています。昨年経験のある2年生はてきぱきと実験を進めており、私が口出しをする先に次々と準備を進めていきます。さすが2年生ともなると違います。
1年生達は初めての実験ですが、先輩からの指示を待ってその通りに行動するのではなく、1つ1つ理解して理解を深めようとして、「これは何のための実験ですか」などと先輩や教員に次々質問をぶつけながら実験を進めていました。来年には後輩に対して自分たちで説明できるようになって欲しいですね。
全員が学校に戻ってからは、微生物検査やBOD測定、濁度測定のグループに分かれて実験を行いました。まず明日には微生物の培養の結果がわかります。どんな結果が出るのか楽しみです。
by ドラ一郎