2010.08.22
化学分析コースの1年生は今日から定性分析実験が開始されました。といっても初日ですので、実験は行わずガイダンスの実施です。定性分析実験は、試料中にどんな金属イオンが含まれているかを検出する技術を修得する実験です。講義では無機定性分析法という授業で定性分析について習っていますが、多種の化学反応とその変化を理解するのにイメージする必要がありました。この実験で講義内容やイメージを再確認することができ、しっかりと自分のものにすることができます。そのことが分かっているようで、ガイダンスを聞いている学生達も操作の細かな注意点なども聞き漏らさないよう、しっかりとノートをとっていました。次の実験日からは実験開始となります。定性分析実験はある意味で化学実験らしい実験とも言えます。「しっかり予習して楽しく実験しよう」など実験を心待ちにしているのがガイダンス終了後学生達の言葉から伺えました。
実験の様子は、またブログにて報告いたします。お楽しみに!!
さて、2年生はというと、卒業研究の第2日目で、早くも卒業研究の予備実験を行っていました。今年は食品分析に関する研究に人気があるようです。
この写真は食品の中でも飲料、「お酒」に関する予備実験を行っている所です。
次の写真は「食用油」を使っての予備実験です。最終材料はマーガリンとのことでした。
どの研究についても、操作している学生達は、本当に楽しそうでした。やはり、自分のやりたい研究ができるということは楽しいことですね。
卒業研究は始まったばかりです。必ずしも自分たちが思っていたとおりの結果が出るとは限りません。しかし、今まで身に付けてきた知識と技術をもってすれば、必ず乗り越えられます。頑張ってくださいね。このブログを書いていると卒業研究発表が楽しみになってきました(気が早すぎるでしょうか?)。卒業研究についてもこのブログで報告いたしますので楽しみにしていて下さい。
by トトロ