2010.12.08
学生たちは本校のことをどんな風に感じているのでしょうか?例え、「こう思っているんじゃないかなぁ」と教員が想像していても、学生の本当の声をしっかり受け止めて等身大の学校像を把握しなければ、よりよい学校造りはできません。
ですから、本校では学生に授業・実験の評価をする「授業評価アンケート」を実施し、アンケート結果を翌日からの授業に反映するという「学生の声に耳を傾けるシステム」を実施しています。(それについてはこちらをどうぞ)
今日は授業・実験に限らず学校のことをどう思っているか?という学生の「生の声」を聴くべく、10人ほどの学生を集めて自由に座談会をしてもらいました。遠慮、偽りなしの学生のざっくばらんな意見、これが「等身大の日本分析化学専門学校」です!学校の雰囲気、ぜひ感じてください!
この日集まってくれたメンバーは1年生、2年生合わせて約10人。この日実施された、とある4限目の選択授業を受講していた学生の中から、無作為に声をかけたメンバーです。年齢も経歴もバラバラな彼らに、「日本分析化学専門学校ってどんな学校?」というテーマで自由に座談会をしてもらいました。どんな意見が飛び出すのか?正直私たち教員もドキドキしながら見守っていましたが、どうやら学生たちは満足して学校生活を送っている様子でした!さて、学生たちは何を話していたのでしょうか?
■日本分析化学専門学校のいいところ!
「先生が学生大好き!そして、学生も先生が大好き!」
●この学校の先生はとにかく学生を放っておいてくれない(笑)。実験の合間でも、授業前後の休み時間でも、
気軽に話しかけてくれるので、本当に学生と先生の距離が近いなぁと感じます。
●学生と先生の距離が近いから質問も悩み相談もしやすいです。
●とにかくほんっとに個性的な先生が多いです。先生のモノマネが得意な学生も多いですよ。
(このコメントをしてくれた学生は、この後実演。。。)
●女の先生はみんな美人だし・・・(!)
●先生同士が仲がいいです。先生同士が実験中なんかに漫才みたいに言い合っている姿に学生は爆笑しています。
観察していて飽きないです。
●学生は先生が好きなんです(ちょっと照れ笑い)
「努力することに前向きになれる」
●実験レポートを提出すると、先生はそれこそ赤ペンで真っ赤になるほどに添削をしてくれます。
大学やほかの専門学校ではないことだと思います。先生も達成を一緒に喜んでくれるから、
「ようし、もっと頑張ろう!」って気持ちになれます。
●僕たちのモチベーションを先生があげてくれるので、頑張れます。
●授業も入学前までの履修範囲別にクラス分けしているものもあるし、学生のレベルにあった指導をしてくれるのが
嬉しいです。
●先生がフレンドリーなので質問しやすいから、どんどん前に進める気がします。
「いろいろな経歴の学生がいるけど、そのジェネレーションギャップが楽しい!」
●全国各地から学生が集まっているけど、つまりは県外でも来たい!と思える学校ということですよ。
●年齢もバラバラなので、ファッションも結構ジェネレーションギャップを感じたりします(笑)けど、それがいい!!
●いろーんな経歴の学生がいるから、いろんな業界の話が聞けて楽しい。もとコックさんとか、馬の調教師とかね。
●もちろん化学が初めてな学生もいるけど、逆に得意な学生もいるから、自然と学生同士が教えあう関係になれます。
化学以外のところで逆に教えあうこともあり。学生同士でも伸ばしあえる校風といえましょう!
「専門知識、技術がしっかり身につくけど、それだけじゃない」
●大学では学べないたっくさんの分析機器をしっかり使いこなせるようになれるとおもう。
●3~5人の少人数の班で実験するから、事前に班人同士で励ましあったり教えあったり、
みんな手を動かせる。とにかく実験は楽しい!
●班で実験をするから自然と学生同士が仲良くなる。
●カリキュラム内だけでも実験はたくさんできるけど(カリキュラムの半分!)、もっとしたい!
という人は、環境委員会という課外活動の中でも実験ができる。とにかく実験好きにはたまらないです(笑)
●就職活動のための授業もあるし、その中でしっかり社会人としての考え方、マナーなども
教えてもらえるので、人間としても大きく成長できたと思います。
●課外活動では、地域のクリーンアップ運動や水質調査など、地域に密着した活動ができて、それもまた楽しい!
そのほかにも、意見はたくさん出たのですが、長くなるのでここまでにします。とにかく学生たちはだれかが1つ言えば、「そういえばあれも!」とばかりにたくさんの「学校の好きなところ」を言ってくれました。何より学校生活の思い出を楽しそうに話す姿を見て、そばで見守っていたアビーとすくろーす先生もなんだか嬉しく感じたのでした。
「先生、うちらこんな風に学校のことを思ってるんよー」という気持ちをほかの教員に直接報告したい、ということで、学生たちが座談会に使ったホワイトボードを教務室(職員室)に持ってきてくれました。
教務室に居合わせた先生方からは、「おおーっ」と歓声があがり、まじまじとホワイトボードの嬉しいコメント一つ一つを見ていました。
いつも手探りで、でも、学生のためになればと考えながら行ってきた指導の一つ一つが、今このような形で学生の評価につながったことは、私たち教員にとってこの上ない喜びです。そして、次に進む何よりのパワーになります。アビーなんかは嬉しくて胸がジンジンする思いでした。
学生たち、今日は温かい評価をありがとう!私たち教員はこれからももっともっとより良い学校づくりに頑張りますよ!!
byアビー