2010.12.12
曇り空の日曜日でしたが、本日は「文部科学省後援:情報検定・情報活用試験」の1級から3級が本校校舎で実施されました。コンピュータ、ネットワーク、そして情報そのものの取り扱いや活用について問われる試験です。今回は延べ三十名近くの方が受験されました。私しめじとバッテン先生で試験監督を務めた次第です。
本校からの受験生もいました。試験終了後に私が声を掛けたのは2年生命バイオ分析学科のKくん。彼は先週もビジネス検定を受験しており、二週連続の資格チャレンジになります。
Kくんは、卒業研究で「大阪のにおいマップ」のチームで実験をしています。このテーマでは、新しく導入されたにおい分析装置を駆使します。パソコンを通して装置を制御し、データ処理をすることから、コンピュータをしっかり使いこなすことが人一倍求められます。彼は、班の中でも軸となってその役割を果たしています。
Kくん曰く「普段は試行錯誤を積み重ね、慣れていくことでパソコンのスキルを磨くことになるけれど、いざトラブルに遭遇した際は、やはり情報処理やコンピュータの基本的な知識が必要になります。そんなところを勉強し、知識野蓄積を試すのに、情報検定はうってつけです」と。確かに、情報処理の基本を体系的に学んでおくと、コンピュータの設定もスムーズに進められますからね。
しっかりと目標を持って着実に積み重ねていくKくんの姿は、周囲の学生にもいい影響を与えているように見えます。もうすぐ卒業ですが、社会で活躍する彼の姿が本当に楽しみです。
by しめじ