2010.12.15
今日は、本校に大阪学芸中等教育学校の生徒さん、約40名が大型バスに乗って来られました。
昨日の日記でも紹介され、私、ぽてとが実験準備をしていましたが、この職業体験バスツアーは、大阪府専修学校各種学校連合会の事業として行っている「OSAKAジョブミュージアム」の一環で実施されているものです。
実はこの事業自体、本校の校長が中心となって企画されたもの。今日の実施を誰よりも熱い思いで見守っていたのは本校校長だったのかもしれません。そしてそれを知っている私たち教員もおのずと成功に向けて力が入っています!
今日のバスツアーでは、中学生のみなさんに、化学や実験の楽しさを伝えることが目的であるため、ぽてとも今朝からはりきって、最終準備をしていました。
そして、お昼過ぎ、御一行様ご到着です。
14歳から15歳の若くて元気なエネルギーによって、一気に本校のエントランスが賑やかになりました。
いよいよスタートです。
まずは、すくろーす先生の挨拶から始まり、今日の注意点などを伝え、早速実験開始です。
実験するために白衣を着ますが、中学生の皆さんは、普段は着ることのない白衣に袖を通しただけでテンションが上がっていました。実験室の様子を上から撮ると、このような様子です。今から行う実験が待ちきれない感じの様子が伝わるでしょうか?
実験は、花火の原理である炎色反応を見る実験と、刑事ドラマの中で行われる科学捜査の指紋と血液の検出を楽しく体験してもらう実験の3つを行いました。
花火の実験では、カラフルな火の共演に生徒さん達の心にも火が付いたようで、大盛り上がりでした。担当されたすくろーす先生も、そのエネルギーに負けまいと、奮闘されていました。
科学捜査の血液反応を見る実験では、暗闇の中でボワーっと光る様子を見て盛り上がり、指紋検出の実験では、白紙の上に浮かび上がる自分の指紋を見て盛り上がっていました。興味ある生徒さんは、もう一枚やりたいと、再実験を懇願される場面も何度かありました。化学や実験は楽しいと、十分感じてもらえたようで、準備してきた我々教員も一安心です。
最後に、この様な化学や分析することが、将来どのような仕事に繋がるのか、どのような分野で生かせるのかについて、すくろーす先生からの講演があり、プログラムは終了しました。
生徒さんからは、「いろいろな実験ができて楽しかった。」「最後の授業としてふさわしかった。」など、うれしいコメントをたくさん頂きました。
来年は高校生になるので、これをきっかけとして、いろいろなことに興味を持ってもらいたいなと思います。
By ぽてと