2011.01.29
まだまだ寒い日が続きます。天満橋の駅から本校に向かう際、大川に架かる天満橋を渡りますが、風の通り道とあって実に寒いですね。春が待ち遠しい今日この頃です。
そんな土曜日の今日、公益社団法人 日本工業英語協会の運営する「工業英語能力検定」の試験(3級と4級)が実施されました。科学技術に用いられる英語表現の能力を問う試験です。本校でも「工業英語」はカリキュラムに含まれており、取得を奨励する資格の一つでもあります。
今回も、本校の学生がたくさん受験しました。試験終了後の彼らに話を聞いたところ「結構難しかったかも!」という答えがちらほら返ってきました。しかし「英語も大事だからね」というみんなの表情は明るく、それぞれのレベルで最善を尽くしたという様子が窺えました。
上の写真のように、最初はHさん(左)とOさん(右)で試験の出来について話をしていましたが、
Mさん(右端)が参入すると、問題用紙を広げて「答え合わせ」が始まりました。「これはどっちの選択肢が正解なの?」「この単語ってどういう意味だっけ?」「これは自信あるよ!」といった具合に、すっかり盛り上がっています。こんな感じで前向きな姿勢が垣間見られると、学生たちも随分頼もしくなったと、感心してしまいました。
一方、別の三人組も試験を終えて教室から下りてきました。
「もうちょっと勉強しなきゃ」という反省の言葉も耳に入りましたが、言葉を換えれば今後の課題を自覚できたと言うことでしょうね。特に、左端のAくんは、これまでもいろいろな資格を取得しており、工業英検だけでなく、次年度も積極的に資格を取りたいと誓ってくれました。
こうして、友人同士で励まし合いながら、勉強したり、実験したり、資格を取ったりするのが本校の学生たちです。一緒に切磋琢磨できる友人がいるからこそ、自然に頑張れるし、笑顔で取り組めるんでしょうね。私たちも、少しでもその手伝いができればと心から思います。
by しめじ