2011.02.02
昨日のあおひげ先生のブログで紹介された通り、今日は卒業論文の提出締切日でした。
昨年の5月から卒業研究のテーマを検討し始め、操作方法や必要試薬を自分達で洗い出し9月から本格的に研究が始まりました。そして今日まで班員や担当の先生と一緒に頑張ってきたのです。研究ですので予定通りに実験が進まず、方向性を修正したり、実験方法を根本的に変えなければいけなかったりと予期せぬ出来事と出くわすことも多かったと思います。しかし、「最後まで諦めず頑張ろう」という気持ちを持ち解決策を模索し続け、今日も論文作成の添削で、先生からチェックの入った原稿を何度も何度も受け取りそれでも諦めずに修正をし続けたと思います。
「も~、先生細かいわ。」と思った人もいたと思います。しかし、あの細かなチェックは論文の提出の受理、そして皆を卒業へ導くためには必ず必要なことであり、全教員必死の思いで論文の添削をしていたのですよ。
学生皆さんの頑張りの結果、提出締切時間の17:00には全班が提出することができました。
完成した論文には全てを確認したという教員の証として最終ページに確認印を押します。皆さんが学んできた2年間の集大成だと思い確認印を押しますので、論文にとてつもない重みを感じます。私が担当する2つの班も、提出後に「やった~、提出できた!」と大きな声を出して喜んでいました。後は土曜日の卒業研究発表会当日を目指して残り2日。教員も精いっぱいフォローしていくので、最後の最後まで頑張りましょう。
下の写真は論文提出後に、自分達が使った教室等は自分達で綺麗にしようという思いで清掃をしている学生の様子です。
信頼性のある実験データを出すには、まず自分達の身の回りを綺麗にするという分析化学者魂が学生に根づいている証だと思います。最後までご苦労様でした。
byせんぱい