せんせのブログ

カリスマ分析化学者、世界一を目指す!

2011.02.09

ミシュランシェフ御用達!世界一の醤油を作っているのは本校卒業生!


「分析化学者は、私たちの生活や健康に大きく貢献しているカッコイイ仕事です!」ということはここでもずっとご紹介してきていましたが、先日、カリスマの卒業生の活躍ぶりをお伺いすることができましたので、ご紹介したいと思います。

その卒業生とは約20年前に本校を卒業した男性の方。その方の近況を知ったのは、なんとも偶然の出来事がきっかけでした。実は本校の理事長がとある講演を聴講する機会があったのですが、その講演者の旦那様が何を隠そう、本校の卒業生であることが分かったのです。その卒業生は現在醤油の製造企業(HPはこちらをご覧ください)の社長をしておられ、日々「世界一の醤油をつくりたい!」の言葉を掲げて躍進されています。起業当時の周囲の反対、数えきれない程の試行錯誤を乗り越えて、現在ではミシュランシェフにも愛用され、モンドセレクション金賞を受賞する世界一の醤油造りを達成されたのだとか。
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その方にメールを送らせていただいたところ、「日本分析化学専門学校の卒業生として胸を張って生きています。現在でも、在学中に習った事を活用し、商品化して行ける事が多々あります。学校の実習経験、仕事での現場経験が生かされています。」と大変うれしいお言葉を頂きました。
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この方は現在醤油作りをするだけではなく、「郷土のよさを知ってほしい」と地元湯浅町の小学生にしょうゆ作りの体験を指導したり、(その過程で微生物の観察まで指導しておられます!)机に向って教科書からは学べない体験をしてほしい!と、「手づくりしょうゆキット」を作ったりと、「本物で最高の醤油を通して、まさに『つくって、伝えて、貢献』」を実践されています。

本校を卒業したたった一人の分析化学者。しかし、その一人一人がこんなにも日本の伝統を守り、世界に広げ、そして次の世代を生きる子どもたちにも「醤油」にとどまらない大切なことを継承している。この事実は私たち教職員にとってこの上ない誇りであり、喜びです。

「分析化学者」って本当にそんなにおっきなことができるの?と思われた方、ぜひこの卒業生の方のブログなどをご覧ください。カッコイイ!きっとそう思っていただけるはずです。
(写真は湯浅醤油有限会社のホームページhttp://www.yuasasyouyu.co.jp/より転載させていただきました。)

就職e-ラーニング終了!


さて、先日より就職e-ラーニングを実施していたことを覚えておられますでしょうか?就職活動に不可欠な履歴書作成や自己PRなどの文章作成能力を上げるための文科省委託プログラムであり、学生たちは自分の携帯電話やパソコンを使って取り組んできました。
今日はその最終日。最後の実力診断が実施されました。その結果はおおむね良好!学生たちも大きな手ごたえを感じたようです。受講していた学生の一人、Kさん(写真左)に感想を聞いてみると...
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「このプログラムでは、他の学生が書いた文章の添削を互いにし合うことができるので、とてもいい刺激になりました。同じ学校で学んでいるのに人によって全然内容が違うし、わかりやすい文章、そうでない文章というのもはっきり分かります。プログラムを受けるようになってから、普段使わなかった単語や漢字に意識を払うようになりました。やる気さえあればオプションでこんなプログラムに挑戦できるなんて、とってもお得気分でした(笑)」と笑顔で話してくれました。

彼女は高校卒業後、1年の浪人期間を経て本校に入学。なりたい自分になるために、妥協はしたくない!と確実に夢を実現できる本校へ入学をしました。現在は友達とワイワイと楽しみながら、成長を重ねる毎日です。
「私は新しいことをどんどん知りたいし、発見をしたい。それができるのが、まさに分析化学者という仕事です。私は分析化学者として人々の健康や身体にかかわる仕事に就きたいんです。」と自信に満ちた顔で話す彼女には、頼もしさすら感じました。

1年生の彼女たちにとって、夢の実現はこれから!彼女たちがどのように社会に羽ばたくのか、今からとても楽しみです。

byアビー