2011.02.27
化学分析コースは、今日で平成22年度の授業が全て終了しました。最終日の1年生は最後の授業が応用分析化学実験で、学生達は思いっきり実験を楽しんでいました。今日のテーマは反応速度測定で、酵素や金属触媒の力を調べる際に行われる測定法です。実験自体はそんなに複雑なものではありませんでしたが、正確に数分おきに測定を行って行く必要があり、もたもたすることができません。でも操作の手際もよく、余裕を持って行っていました。N君に今日が最終日なので、1年間はどうでしたかと質問すると、「初めは1年間が長いように思われましたが、こうして最終日を迎えると、あっと言うまでした。本当に楽しかったです。しんどい所もありましたが充実していたので、1年間は短かったです。」との返事が返ってきました。他の学生からも同じような返事が多数ありました。充実した土日を送ることが出来て、本当に良かったと思います。2年生になっても更に充実した日を送ることが出来ますので、1年間をもっと短く感じることでしょうね。
さて、2年生も最終日にあたって、今日で本校での授業は終了となると感慨深いものがあったようです。学生の一人から、「先生、授業終了後に担任のドラ一郎先生との写真を撮ってください」と頼まれ、その場にいた2年生と撮った写真が下の1枚です。
2年生にとっても、この2年間はあっと言う間であったようです。卒業する喜びと、学校をさる淋しさが複雑に混じり合って言葉にならないようでした。ドラ一郎先生が「すぐに気持ちを言い表せられないようなので、よければ帰宅時に黒板に一言書いてね」と言ったことで、居合わせた2年生達が書いてくれたのが次の写真です。
少し字が分かりづらいかもしれませんが、2年間の思いを良く表した一言でした。
この2年間は卒業する2年生達にとって本当に一つのことに打ち込んだ掛け買いのない時間だったと思います。まだ卒業式がありますが、卒業後も本校での頑張りを思い出して、活躍してくださいね。
by トトロ