2011.03.28
今年のバレンタインの日、本校で何があったか覚えておられますか?この日、本校ではテレビ番組の撮影が行われ、約30名の学生が協力しました。(写真はその時の様子です。)
番組の名前はテレビ大阪の「かがくdeムチャミタス!」です。この番組への取材協力は今回で2回目であり、いつもは手分析や機器分析によって様々なものを分析している学生たちが、ここでは味覚や嗅覚といった自分自身のツールを駆使して「分析」に挑みます。(これを官能検査と言います。)さてさて、彼らはいったい何を「分析」したのか?それはぜひ以下の放映日に皆さん自身の目で確かめてください!
▽番組名
「かがくdeムチャミタス!」
▽制作・放送局
テレビ大阪
▽放送日
毎週土曜日 9時30分~9時45分
▽出演
石田 靖 眞木めい
★本校の学生が協力したのはこちら!★
「すっぱいレモンが甘くなる?味のふしぎ大実験!」
・テレビ大阪(TVO) 4/ 2(土)9:30~ 9:45
・テレビ和歌山(WTV) 4/ 9(土)18:45~19:00
・びわ湖放送(BBC) 4/ 9(土)18:45~19:00
・奈良テレビ(TVN) 4/ 9(土)18:15~18:30
・福井テレビ(FTB) 4/11(月)16:38~16:53
撮影協力の様子はこちらから→2010年8月11日の様子https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2010/08/post-6300.html
2011年2月14日の様子https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2011/02/de-3.html
さて、今年度も残すところあと4日となり、今週はいよいよ4月に突入します。この三月に本校を巣立ったばかりの卒業生たちも、社会人生活に足を踏み入れるのも間近となり、私自身が社会人1日目を迎えたときのことを思い出して、その時の緊張感がよみがえる思いです。
新入生が本校にやってくるのももう目前。というわけで教員たちも新学期準備に余念がありません。
今日はその様子をちょこっとご紹介しましょう。
■ 実験もいつでも始動万端!「廃液処理」
下の写真で教員が前にしているこの大きなポリタンク。この中にはこの半年間の実験で出た廃液が入っています。これらをそのまま排水溝に流してしまうと環境には大きな負荷を与えてしまいますので、本校ではその中に含まれる物質によって分類して保管しています。それを業者に引き取ってもらい、適正に処理してもらうために教員たちはタンクを保管場所の屋上から1階まで運んでいたのでした。それにしても、この廃液の運搬は結構な重労働です(なんとタンク1つ20リットルですから20キロ前後あるのです!)
研究や実験で廃液が出てしまうのは、仕方の無いことです。しかし、これをまったく気にせずにどんどん出しているとコストがかかる上に環境に悪影響を及ぼしてしまいます。廃液を極力出さないように心掛けることは化学者としてとても大切なことです。学生の皆さんは環境のためにも廃液が少なくて済むように実験をするように心がけてくださいね。先生たちの、もろい腰を守るのためにも、くれぐれもお願いします!(笑)
■ インターネットツールを活かしたサポート制度「Manap!」準備
さて、実験大好き!の私アビーも、最近はパソコンに向かってデスクワークをする時間が長くなっています。
いったい何をしているのかというと、「Manap!(マナップ)」というインターネットを使ったサポート制度の準備をしているのです。
このサポート制度では、学生が携帯電話やパソコンを使って、学校からのお知らせを受け取ったり、質問したり、あるいは学生同士がインターネット上で交流したりすることのできるツールであり、もちろんこのようなことは学校にいる時間にもできるのですが、「夜中に思いついた質問を、忘れないうちに今すぐしたい!」とか、「昼間先生が言っていたあの連絡、なんだっけ?」とか、「新しい求人の情報が見たい」などの要望にできるだけ早く対応できるように準備されたものです。(上の2枚目の写真は、そのような質問をしたり、情報を受け取ることができる、学生一人一人に準備された「マイページ」の様子です。)私はいよいよ始まる24年度に向けて、その環境を整える作業をしているのです。そろそろ先生側の準備も整いつつあります。あとは新入生を迎えるだけ!新しい「分析化学者の卵たち」と過ごす4月からの生活がとても楽しみです。
by アビー