日本分析化学専門学校

今日も嬉しいニュースが飛び込んできました。
生命バイオ分析学科２年のＳくんと、有機テクノロジー学科２年のＮくんが、共に同じ企業から内定を頂きました。

　下の写真は、３時間目の授業が終了し、３階の資料室の前で卒業研究の打ち合わせをしているＳくんと内定の喜びを分かち合う担任のバッテン先生との２ショットです。
　Ｓくんは、静岡県の出身で、できれば地元に近いところで就職をしたいと考えおり、これまでも、地元での就職活動を活発に行っていました。今回、内定を頂いた企業は、環境分析を主に行い、且つ本社が愛知県で、関連する事業所もＳくんの地元である静岡県にあるということで応募したそうです。


　Ｓくんは、地元に近い企業から内定を頂けたことをとても喜んでいました。そして、「内定を頂いた企業で働くにあたって、公害防止管理者の資格を取っておきたいので、これからはその勉強もします。」と次の目標を見つけていました。それならばと、学校で放課後に開いている資格取得対策講座で勉強するように勧めると、本人もその気で、次回の公害防止管理者の講座を受講しますとのことでした。

　資格取得対策講座とは、本来の授業とは別に、水曜日の４時間目の空き時間を利用し、資格取得を目指す学生向けに開講されている講座です。年３期に渡って開講しており、希望者は受けることができます。現在は、その１期目が行われている最中で、Ｓくんが取ろうとしている公害防止管理者の他に、危険物取扱者、臭気判定士の講座が行われています。同時期に、パソコンのスキルアップを目指すコンピュータ実習も行われています。ちなみにＳくんは、今の１期目で、臭気判定士の資格取得対策講座を受講しているそうです。「勉強することが増えて大変です。」と言いながらも、嬉しそうに話す姿を見ると、こちらも本当に嬉しくなりました。

　そして、もう一人の内定を頂いたＮくんも紹介しましょう。


　上の写真の右側に移っているＮくんは、出身が鹿児島県で、先程のＳくんと同様に一人暮らしをしながら、分析と化学の道で就職するべく勉強をしてきました。普段は大人しく、非常に目立つというような学生ではありませんが、話せばとても人柄が良く、面接でもそこをうまくアピールできたのではないかと思います。

母校の先生も見守っています。

　実は今日、そのＮくんが卒業した鹿児島工業高校の先生が午前中にN君の授業の様子を見学に来られました。先生が来られた午前中には、まだＮくんの内定は分からなかったのですが、Ｎくんの内定報告と先生が見学に来られた日が重なったのは本当に偶然で驚きです。

今回、先生が来られたのは、Ｎくんの後輩となる高校３年生が、本校への入学を検討されているということも理由の１つでしたが、こうしてＮくんの様子を見に来て下さる高校の先生もおられることを思うと、我々教員としても、一人一人の学生をしっかり指導し、卒業させないといけないなという思いを強くせずにはおられません。

　ということで、私は、Ｎくんのクラスの機器分析化学IIという授業を担当しているので、次回からはもっと厳しく行こうかなぁ。と思ったりしました(笑)。Ｎくん、次の授業を楽しみにね。おめでとう。

Ｂｙ　ぽてと