2011.06.30
各地で猛暑が続いていますが、皆さんいかがお過ごしですか?
無理に暑さを我慢せず、しっかり水分を取って、くれぐれも熱中症にはお気を付けください。
さて、そんな暑さの中でも本校の学生は、今日も元気いっぱいでした。
実験棟では2年の生命バイオ分析学科と医療からだ高度分析学科の学生が食品分析化学実験をしていました。
この実験は私たちが普段口にする食品中の成分、例えばカルシウムやビタミンC、糖分などが実際にどれだけ含まれているかを調べる実験です。
では、私が担当したビタミンCと糖分の分析の実験をご紹介します。
まずはビタミンCの分析ですが、今回は皆さんお馴染み(?)の果汁ジュースを使用しました。
実験を進めていく中で、さすが2年生と思いました。前期の実験も終盤になり、手慣れた様子で実験を進めていました。入学したばかりのころは、どの器具をどのように扱うのか不安が多かったと思いますが、今では器具の扱いにも慣れ、班のメンバーと協力しながら行っています。
実験中にそのジュースの良い香りが漂っていました。いつも美味しく飲むものを試料として扱うため、ちょっと違和感を持つ学生もいるようでしたが、ほとんどの学生は興味深く実験をしていました。
もう一方の糖分の分析では、清涼飲料水を試料として用意していました。
こちらも班のメンバーと、どのように進めていくか話し合いながら実験を行っていました。生命バイオ分析学科のS君は「2年になって実験が複雑になったけど、それだけ頑張らないといけないと思った。」と答えてくれました。
また、どちらの学生たちも笑顔で楽しそうに実験を行っていました。
この笑顔が絶えないように、安全に過ごせるように、しっかりサポートしていきたいと思いました。
さて、違う実験室では1年の資源分析化学科と有機テクノロジー学科の学生たちが定性分析実験を行っていましたので、少し覗いてみました。
定性分析実験とは、水溶液中にどのような金属が含まれているかを調べる実験です。入学した当初は緊張した様子でしたが、今では楽しみながらしているようでした。
お昼休みには、自治会の打ち合わせが行われていました。今日は後期に行われるスポーツ大会の競技を何にするか決めていました。決めるにあたり各競技の説明や、2年生は去年の様子の説明、また、全体を通しての安全性などが話し合われました。2年生命バイオ分析学科のT君は「去年と同様の競技もありますが、去年以上に楽しめるスポーツ大会にしたいと思います。」と答えてくれました。
当日までまだ時間はありますが、皆がスポーツ大会を楽しめるように今から準備をしています。
by チャッピー