せんせのブログ

今日は企業見学会

2011.07.13

今日、学生たちは企業見学会に参加をしました。
学生たちは普段、学校で学んでいる分析化学の知識や技術が、企業や公的機関において、どのように活用されているかを実際に見学し学びました。
企業見学会では、今まで学んだ知識や技術の有用性を知るとともに、将来の自分の姿を知ることができます。

一年生は、4つの施設・企業を見学しました。
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↑写真はJT生命誌館の見学の様子です。

見学先には独立行政法人大阪市立工業研究所もあり、ここでは普段気にせずに飲んでいる飲料水が入っているPETボトルの作り方やそのPETボトルの種類、その分析技術などを学びました。
また、授業では学んでいますが、未だ使用したことの無い分析機器を実際に見せていただくことができ、後期から行われる機器分析化学実験の予習にもなって参加して良かったと感想を言う学生もいました。

二年生は、大阪企業家ミュージアムで企業家の気概・仕事について学びました。
大阪企業家ミュージアムでは、大阪に関係する企業の企業家について説明を受けることができるとともに、その企業の商品なども実際に展示されています。
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見学をした生命バイオ分析学科のKさんは、「企業の名前や扱っている商品については知っていてもその企業を作り上げた企業家については全く知らなかった。」、「企業家が何の為にその企業を作り上げ、そしてどのような気持ちでその企業を育て上げたかを知って大変勉強になった。」と感想を言っていました。
自分は近畿地方以外の出身であるので、本校で分析化学の知識や技術をしっかりと学び、地元に戻ってからは地元のためになる仕事をしたい気持ちが高まったとも言っていました。
これから社会に飛び立つ2年生にとって、企業家の理念を知ることで働くことに夢を持つことのできた大変有意義な一日となったようです。

学生達にとって、今日は今まで以上に意欲的に分析化学の知識や技術を学ぼうとする気持ちが高まった一日のようでした。

by バッテン