2011.08.01
本校の平日コースでは、先週金曜日に前期授業がすべて終了し、今日からいよいよ本格的に夏休み突入です。もちろん今日は平常授業はありませんので、登校している学生数も少なく、学校はやや落ち着いた雰囲気でした。
登校している学生たちは、さて、いったい何をしているかというと・・・?
こちらは資料室。何やら手紙を一生懸命に書いているのは2年有機テクノロジー学科のWさん。何をしているのか聞いてみると、この輝く笑顔!
なんと、内定を獲得したので、内定企業にお礼状を出そうと作成しているところだそうです。おめでとう!
Wさんが春からお世話になるのは、主にジェネリック医薬品の製造・研究を行っている企業。職種はまだ未定ですが、研究開発部に配属されれば、製剤などの分析業務に携わる予定です。「使う人の負担が少ないジェネリック医薬品の現場で、これからもっと良いものを作り続けることに貢献し、普及させていきたいと思っています。」と語ってくれました。これまでに危険物取扱者や化学実験技能検定など6つの資格を取得した努力家のWさん。そんな彼女が社会に羽ばたこうとしている姿は、とても頼もしく感じます。
さて、ところ変わってこちらは実験室。こちらには、学生の姿は見られませんでしたが、何やら先生たちが実験中。まず私アビーが実験室に足を踏み入れた時に目に飛び込んできたのが、下の光景。男性教員(それもガタイの良いバッテン先生とクロス先生)が2人、押し合いへし合いしながら暗闇に上半身を突っ込んでいます。
何をしているのかというと、実は今週の木曜日と金曜日、2日に渡って開催される実験会「授業で使える化学実験会(高校・中学の先生対象)」「すぐできる!なるほど・ザ・化学実験会(高校生対象)」の準備をしていたのです。なにやら暗がりで「びっくり!!」「感動!!」する実験らしく、その実験結果を暗がりで観察していたのです。
では、この暗闇では何が起こっていたのか・・・?アビーの指のすきまから、ちょこっとだけお見せしましょう(笑)
はいっ!ここまでっ!!!
でも何だか夏らしい実験であることは察していただけたのではないでしょうか。
そして他の先生の手元を見ましても、虫刺されの強い味方、「キンカン」や「お酢」があったりと身近な素材で楽しい実験準備が進められています。
残念ながらこの2つの実験会は、大好評につき、すでにキャンセル待ちの状態であり、申し訳ありませんが、参加をお申込みいただくことはできません。報告はこのブログでしっかりさせていただきますが、もしこのような実験会に参加したい!と思われる方がおられましたら、本校では、「土曜化学実験会」も定期的に開催していますので、ぜひお気軽にご連絡下さいね。
今年は世界化学年2011!本校の、今週開催の実験会も、この世界化学年登録事業です。大いに実験、盛り上がっていきましょー!
(下のロゴは世界化学年のロゴです。)
byアビー