2011.08.05
今日も、あっつーい一日が終わりました。途中本校のある大阪天満橋では、雷雨を伴うゲリラ豪雨にも見舞われましたが、皆様お変わりないでしょうか?
さてさて、昨日のすくろーす先生の日記にもありますように、昨日は「授業で使える化学実験会」を無事終えることができ、準備・対応に携わった者として、私アビーも大変嬉しく思っております。それも参加申し込みいただきました先生方のお蔭と心から感謝しております。どうもありがとうございました!
さて、その実験会の様子が、本日付の産経新聞に掲載されています。
http://sankei.jp.msn.com/region/news/110805/osk11080502000000-n1.htm
ぜひぜひ上のURLをご覧くださいね。
そして今日、本校では本日も実験会が開催されており、今度は高校生・中学生対象「すぐできる!なるほど・ザ・化学実験会」を開催いたしました。昨日同様、今日の実験会も大変大盛り上がりでしたので、その様子をご報告します。
今日の実験会では、昨日のものと同様、定員を超える方からの参加お申し込みがあり、最終的には34名の方をお迎えしました。ご参加は関西の方のみならず、遠方からもわざわざお越しいただいた生徒さんも!対応する私たち教職員にも「参加いただくからには存分に化学に楽しみ、親しんでもらおう」と自然と力が入ります。
まずは受付、開会挨拶、そしていよいよ実験室へ!化学者の卵たちは白衣に袖を通し、今日は4つの実験に取り組みました。
ご用意していたのは以下の4つの実験です。
・ホタルの光を自由自在に!
・化学で工作!変化するプラスチック
・チョークが絵具に大変身
・虹色バブル
暗闇でボウッと神秘的に輝く液体に息を飲んだり、みるみる形を変えるプラスチックから眼が離せなかったり、はたまた身近な材料でアートにいそしんだり、かつてだれでも遊んだシャボン玉を、化学の力で進化させたり。。。実験室では、生徒さんたちは、疲れも感じさせない様子で驚きの声を上げたり笑い声をあげたりと本当に楽しんでいただくことができたようでした。
もちろん「楽しい!」はこの化学という学問に興味を持つためにはとっても大切な1ステップであり、入り口です。しかし、それで終わるのではなく、「楽しい!」から、「でもなんでこうなるんだろう」「こうしたらどうなるんだろう」と知的好奇心を湧かせ、化学を学ぶことへの歩みを進めていただくのもこの実験会の目的であり、さらに、「化学ってこんなことができるんだ」という発見から、「じゃあ化学でこんなことをしてみたい」という思いを持ってもらうこと、それを実現するために化学者への道へ足を踏み出してもらうきっかけとすることも目的です。
そういう意味では、今日の実験会ではたくさんの知的好奇心と夢に出会うことができました。「これ、なんでこうなるんですか?」「こうしたらダメですか?」という質問が飛び出したり、また、「将来は医薬品に関わりたいんです。」と力強く語ってくれた参加者がいたり、中には次年度から本校で一緒に分析化学者を目指したい、と話してくれた参加者も!
今後、彼らは将来の進路としていろいろ模索されると思いますし最終的に他の進路を選ばれるかもしれません。しかし、今日の出会いが何かしらの思いをもったり考えたりするきっかけとなっているといいなと感じました。
本実験会は、先日の私のブログにも掲載しましたが、世界化学年登録事業となっています。その関連により、日刊工業新聞から取材を頂いています。化学の身近さ、楽しさを子どもに伝え、化学者の育成を目指すこと、そして化学で日本を盛り上げること!この世界化学年という記念すべき年に、多くの登録事業とともに盛り上がれたことは、私たちにとっても一つの財産です。取材の結果が記事に掲載されましたら、またここでご紹介しますね。
byアビー