せんせのブログ

続・基礎化学講座!夏はこれから!!

2011.08.06

学生たちが夏休みに入り、ほぼ一週間が過ぎました。本校では、連日、実験会が行われ、その様子はこのブログでも紹介をしてきました。興味のある方は、以下がその時のブログのURLになりますので、ご覧ください。

8/4(木)「第12回授業で使える化学実験会」→教員向けの実験会(https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2011/08/post-6623.html
8/5(金)「すぐできる!なるほど・ザ・化学実験会」→生徒向けの実験会(https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2011/08/post-6624.html

そのような実験会が行われた次の日、本校では基礎化学講座が行われました。基礎化学講座は土曜日や夏休み中を利用して化学の基礎部分をもう一度固めておきたいと希望する学生に向けた特別授業です。全部で15回行いますが、本日は第4回目の「原子量・物質量」について講座を行いました。この内容は、前期の授業で学習した内容だったので、さらなる基礎固めができたようです。また、今回の講座の中では、前期の授業で学んでいない内容も学習したため、学生は気を抜くことなく授業を受けていました。本日、外は暑かったのですが、この空間だけは集中した雰囲気で、身が引き締まるような感覚でした。こうした休日の過ごし方で、後期の授業も有利に進めることができます。

第4回目の基礎化学講座が終了後、学生に講座を受けた感想を聞いてみました。

○有機テクノロジー学科1年のSさん
前期の授業で分からなかった部分が今回の基礎化学講座で理解することができました。

○有機テクノロジー学科1年のSさん(上のSさんとは違う学生です)
高校までほとんど化学の勉強をする機会がなかったので、前期の基礎化学の授業では分からない部分もありました。けれど、基礎化学講座は本当に基礎から授業をしてくれるので、これまで分からなかった部分を理解することができるようになってきました。一度聞いただけでは理解できない部分がありましたが、2回聞いたら理解できたので、すっきりしました。
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○生命バイオ分析学科1年のIさん
授業を受けることは楽しいけど、前期の授業では理解できないことが多くあったため、楽しさは半減していました。そこで化学の理解度を増やすため基礎化学講座を受けました。この講座は夏休みの期間に行われるけれども、理解することの楽しさを知ることができたのでとても価値があります。
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この夏休みの頑張りが、将来分析化学者となる彼らの糧となると思います。しっかり基礎をつけて、後期からの授業に活かしてもらいたいと思います。

by クロス