2011.08.26
・今日も色々な資格取得を目指そう!
今日は真夏の日差しが戻ってきて、暑い一日となりました。そんな中、涼しい資料室を覗いてみると...。外と同じく「熱く」勉強している学生の姿がありました。
就職対策をしている2年生に混じって、医療からだ高度分析学科2年生のKさん(左)は「品質管理検定」に向けた勉強を行っていました。
「品質管理」とは、食品・医薬品や工業製品など、すべての製品の製造に関わる業界において必要とされるお仕事です。(品質管理についての詳細は今年6月15日のブログでも紹介していますので、そちらをご覧ください→企業で飛躍する本校卒業生!:「第23回 化学実務駅伝」 - 日本分析化学専門学校「せんせのブログ」)そしてこの品質管理検定は、その品質管理という仕事に対するスキルを示してくれる、数少ない資格となっています。彼女は4年制学科に在籍していますので、就職活動はまだまだ先ですが、「今のうちに必要な資格はいっぱいとっておきたい」と意気込んでいました。今日は1年生の多くが、「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」という国家資格の団体講習に参加しています(国家資格の団体講習については8月18日のブログでも紹介されています→国家資格取得でレベルアップ! - 日本分析化学専門学校「せんせのブログ」)。この夏が終わるころには、本校の学生たちはたくさんの資格を取得していることになると思います。まさに「収穫の秋」となるよう、頑張って下さい。
・化学分析技能検定が日曜日に実施されます
8月28日(日)には、「化学分析技能検定」の実技試験が本校で実施されます。今日はその準備に、バッテン先生をはじめ、教員は大忙しでした。
技能検定は、労働者の技能を一定の基準により検定し、国として証明する国家検定制度のことです。化学分析技能検定はその検定試験の一つで、分析化学関連の国家資格としては、唯一、実技試験が行われる資格です。そして、本校はその化学分析技能検定の実技試験の指定会場となっています。本校教員達が、公正な検定ができるよう細心の注意を払って準備を行いました。
今年も一般の受検者に混じって、本校の卒業生が数名この試験を受検します。通常、この検定は「実務経験が2年以上」の人でなければ、その受検資格を得ることはできません。しかし、本校を卒業すると化学分析技能検定の受検資格としての実務経験が免除になりますので、卒業すると直ぐに受検できます。そのため、今春卒業した卒業生も、この検定をトライする事が可能となるのです。
さて、今年の試験では本校卒業生を含め何人の方が合格するでしょうか。一人でも多くの方が合格して欲しいと祈りをこめて準備をしてきました。検定にチャレンジされる皆さんにぜひ頑張ってほしいと思います!
by あおひげ