2011.09.02
・今日も道頓堀川水質調査
昨日まで全国各地に被害をもたらしている大型の台風がゆっくり近づいているようです。今日も風が急に吹いたり、雨が強くなったり、予想しにくい不安定な天気でしたが、学生たちはお構いなし。元気に道頓堀川水質調査の続きを行っていました。
今日は「MPN法による大腸菌群の測定」。大腸菌群については昨日も異なる方法で測定を行っていましたが、また、別の方法でも測定する事で、様々な角度から水質の評価を行う事ができるようになります。MPN法の詳細については8月30日のブログで紹介されていますのでご参照ください(昨日内定報告してくれた生命バイオ分析学科2年生のKさんが準備してくれていました→第29回 道頓堀川水質調査始まる - 日本分析化学専門学校「せんせのブログ」)。
試験管をみんなで固唾をのんで眺めていました。菌が試験管内で「呼吸」したときに出る気泡を確認しているのです。
道頓堀川水質調査のような環境分析は、毎日の積み重ねが一番大事です。今日のように、不安定な天気の中でもデータを取っていくことが、月曜日の測定、正確なデータの採取、そして次の水質調査へと繋がっていきます。そして測定技術も先輩から後輩へ、今日も引き継がれていきます。月曜日の測定もたのしみです。
・今日はさすがに人の少ない資料室...
資料室も覗いてみましたが、やはりいつもより人が少ない感じがしますね。
しかし、その中でパソコンに向かって企業研究をしていた生命バイオ分析学科のWさん。医薬品、薬品製造の企業研究を行っていました。本校に入学するにあたって、臨床検査技師や放射線技師など、分析以外の職業も含め、色々な可能性を考えて進学先を検討したそうなのです。しかし様々な分野、業種にわたって就職を目指せて、昔から今、そしてこれからも継続的に安定して人材を求められる分析系の技術職を目指して本校に入学したのだそうです。夏休み中にも続々と内定をゲットする学生が増えています。彼女もきっと、目指している就職先への内定を手に入れることができると思います。頑張って!
byあおひげ