2011.11.12
毎週、土曜日日曜日に社会人やWスクールの学生、フリーターなどを対象に分析化学の技術を身に付けて、スキルアップや就職・転職を目指すために開講されている化学分析コース
今週は、化学分析コースにしては珍しく土日に実験がなく、1時間目から5時間目まで授業のみ週となりました。一般の方は実験の方が立ち仕事だし、薬品のにおいも大変だろうから、授業の方だけの日が楽なんじゃないかと思われるようなのですが、本校の学生は平日の学生も土日の化学分析コースの学生も、そんなことはありません。「実験が好き」なところは共通していて、実験で新たな技術を修得したり、卒業研究で新たな発見をしたりすることがとても大好きなので、どちらかというと今日のように授業が続く日は、座り続ける方がしんどいみたいです。
さて、実験はないとはいえ、2年生は卒業研究の中間報告の時期にさしかかっています。これまで行ってきた実験をレポートにまとめ、20日提出の予定です。どのグループも実験はそれなりの成果は出ているようですので、それを如何に化学的に正しい考察をするか、またその結果や考察を如何に分かりやすい形にまとめるかというのが課題です。
今日も放課後に学生が集まって、相談をしていました。私の指導するチームもパソコンの得手不得手から、入力はH君に任せよう、というような話しになりつつありましたが、全員の卒研なのですからひとりに任せっきりにならないようにしなくてはいけません。パソコンが苦手な人もこれを機会に、棒グラフや検量線のグラフなどしっかり作れるようになってくださいね。
ここでしっかり作り上げておくと卒業研究発表会や論文作成が大幅に楽になりますので、がんばりましょう!
化学分析コースの話題ではありませんが、先日来、報告していた「世界一受けたくなる授業」の収録が東京の某スタジオで本日行われ、本校からはスクロース先生が出張して撮影に協力してきました。
実験は無事成功したようで、我々としてはあとは放映当日を待つのみとなりました。残念ながら、今回は手元しか移ってないそうで、全身がTV画面に映ることはないようですが、放映当日は手タレとして全国デビューを果たしたスクロース先生の手をお見逃しないように...いや、本校も協力した楽しい実験の放映(12/17の予定です)をぜひお楽しみに!
by ドラ一郎