2011.12.20
今日は、ここ日本分析化学専門学校に、大阪府立春日丘高校1年生の生徒さんたちが来校されました。生徒さんたちは、「OSAKAジョブミュージアム職業体験バスツアー」の一行程として本校に立ち寄られました。そもそも、『OSAKAジョブミュージアム』とは、職業・仕事の体験イベントであり、大阪全体をミュージアムに見立て、大阪内にあるたくさんの専門学校を会場として様々な職業体験をしようというものです。無数に存在する仕事の中で、今知っている範囲だけではなく幅広く職業を知り、自分にピッタリの職業に就くための進路を理解していただくことを目的としています。
たくさんある専門学校から数校を選択し、一日かけてバスツアーとして回られる中で、これまでにここ日本分析化学専門学校でも毎年多くの生徒さんに化学者体験をしていただき、今後未来へ歩むための第一歩となるよう、実験会の受け入れをしてきました。
まずは本校校長からの、開始の挨拶。実はこのOSAKAジョブミュージアムの構想は、大阪府専修学校各種学校連合会の副会長で、進学対策委員会の委員長をしている本校校長が中心となり、かの橋下徹元知事(現市長)とともに打ち出したものです。そのためか、「ぜひ有意義な時間を!」とメッセージを込めた挨拶にも力が入っています。
そしていよいよ体験開始ですが、今日は、先生からのご要望により、以下のお品書きで実施しました。
1.化学講演
2.化学実験
「分析化学でマジック~タネになる物質の分析をしよう~」
「家庭にあるもので水質浄化」
「ジュースのDNAを見てみよう」
今日の実験会は、「化学者になりたい!」という思いを持った方ばかりが集まっているわけではなく、むしろ「化学者って何?」「化学の世界ってどんなの?」などと、まっさらな気持ちで参加された方ばかりでした。その分、目にするもの、耳にすることすべてが新鮮な様子で、「へえー」「ふうーん」と、対応した教員もびっくりなリアクションの良さでスケジュールは進行していきました。
活き活きと実験されていた様子は、写真からもご覧いただけるのではないでしょうか?
この後はさらにコンピュータ関連の専門学校に移動予定だそうで、たった1時間半程度の体験でしたが、化学者の仕事内容や化学実験の楽しさはご理解いただけたようです。結果的に化学者という道を選ばれなかったとしても、今日の体験が、本当につきたい仕事に就く進路選択の一助となれば幸いです。
byアビー