せんせのブログ

冬休みの学生の様子

2012.01.06

資料室では


学生はまだ冬休み。校内はひっそりしているかなと思いきや、資料室を見渡すと、たくさんの学生達がいました。

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2年生の学生達が卒業研究発表会の要旨原稿や卒業論文などの作成のため、班員と話し合ったり、パソコンで発表用データを作成していました。卒業研究発表会まで1カ月を切り、学生達は真剣に取り組んでいる様子でした。

下の写真の2年 生命バイオ分析学科のA君とT君の班は、身近な植物から塩害に強いものを探し出す研究を行っています。彼らは、「卒業研究発表会では話したいことがたくさんありますが、発表時間内で聴講者に分かりやすく伝えるにはどうすればよいかを話し合っています。卒業研究では、実験だけでなく、資料作成の技術が身に付くので、楽しいです。」と言っていました。

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↑ディスカッション中です

卒業研究のラストスパートとして、研究成果をまとめ、分かりやすく発表するための努力を惜しみなくやっている姿は、本当によく頑張っていると感心します。班員とディスカッションしたり、指導の先生に相談したりしながら、グループで卒業研究を行う経験は、将来、社会に出てからチームで仕事をする際に役立つものです。将来、様々な分野で分析化学者として活躍することになった時、卒業研究でやっていたことをきっと思い出してくれるでしょう。

1階のホールでは

1階のホールでは、2年 生命バイオ分析学科のK君とアビー先生が話をしていました。
2年生の就職指導は、「就職指導をしてもらいたい先生を学生が選べる」というシステムを取っているのですが、K君はアビー先生の就職指導を受けており、新年の挨拶をしていました。

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↑K君とアビー先生

彼は表面処理を行う企業に内定しています。バリバリの文系出身でしたが、分析の仕事がしたいということで入学しました。

K君は「入学当初は授業についていけるかどうか・・・と不安でしたが実験や授業で、社会で使える化学の知識を基礎から学ぶことができました。」「就職活動について不安が多かったのですが、アビー先生に親身になって指導して頂いて不安がなくなりました。とても感謝しています。」と言っていました。


K君について、アビー先生にコメントを頂きました。
「彼は文系出身なので人一倍勉強していました。就職活動も一生懸命、内定まであきらめず頑張っていました。希望の仕事に内定して嬉しいです。」と答えておられました。



さて、平日コースの学生は、来週の10日から授業が始まります。学生達が元気に登校してくるのを楽しみにしています。

By Mac