2012.01.19
■壁を乗り越え社会人へ!!
今年度実施の定期試験は今日で全てが終了しました。試験前の教室ではみんな全力で勉強をしていました。
特に、2年生にとっては本校で受ける最後の試験になりますので、意気込みがいつもに増し、真剣な眼差しでノートやテキストを用い勉強していました。
2年生 資源分析化学科のHさんは、「どうしても好きになれず、苦手意識を持っている科目があった。」と言っていました。
しかし、苦手苦手と思っていても前に進むことができないので、諦めず担当の先生の所に質問に行き理解を深めたことで、少しずつ成績が上がり喜びを感じたとのことでした。
また、今回の試験では、「苦手だからこそ一番に力を入れ勉強したから自信がある。」と明るい表情を浮かべていました。
苦手なことはついつい後回しになり、ほったらかしになりますが、Hさんは本校の授業と試験を通して、苦手なことに目を向け、諦めなければ解決出来るという体験を味わいました。社会に出てもこの気持ちを忘れず、何事も諦めない精神を持ち続けて欲しいと思いました。
■新たな環境委員会活動
試験終了後、資料室では会長及び各クラスの副会長で打ち合わせが行われました。
今までに様々な活動に取り組んできましたが、今日は新たな企画に関する打ち合わせが行われました。
その企画の始まりは、「先生、私たちの学校でも100名くらい集めて一斉に清掃活動したい。」という2年生 生命バイオ分析学科Kさんの一言でした。
そこから、委員会内での検討が始まり、目的や実施日、役割分担、スケジュールなど自分達で綿密に計画し、ようやく実施へとたどり着きました。
今日は、いかに参加者を多く募集するかについて、2年生から1年生に募集方法を伝受していました。
その後は、環境委員会会長、副会長と共に地域住民の方を代表されている町内会長さんの元へご挨拶と実施の相談に行き、快く承諾をいただけました。
実施は2月7日(火)を予定しております。環境委員会 会長曰く、今年1回で終わるのではなく、何年も実施していくことで環境に関する意識を高め、地域の方との信頼関係も深めて行きたいと言っていました。
環境委員会を発足し、11年目を迎えます。これまでは、学内での活動が大半でしたが、今後は学校周辺地域にも目を向け更に活動を盛り上げていって欲しいと思いました。
勿論環境委員会顧問である私も一緒に頑張ります!
by せんぱい
■企業の方が来校
本日は大阪の堺市にある石油関連の分析を行っている企業の採用担当者が来られました。
その企業グループの名前は誰もが知っている企業で、街中でもテレビコマーシャルでもよく見かけます。
本日来られたのは、その企業で販売をされているガソリンや軽油などの分析を行っている企業の方です。
この企業には、今までに3名の卒業生が就職をしており、現在も元気に頑張っているそうです。
本日は、求人票の内容の話だけではなく、本校の学生がどのような実験や分析機器を扱っているかを実際に見てみたいということで、本校の実験棟内をご案内しました。
本校の実験設備をご覧になった採用担当者の方は、「企業の研究室に似た実験室になっており、就職後の3名が即戦力として活躍しているのも分かる」と言われました。また、「企業で実際に使用している分析機器がたくさんあり、この学校を卒業した学生はどの企業でも活躍をできるでしょう」とおっしゃられていました。
明日からは通常の授業や実験が再開されます。
学生達は明日からも多くの分析知識や技術を身につけて行きます。
by バッテン