2012.02.01
「今日は、"卒業論文の提出日"でした。」
文字に起こすと、数文字で終わってしまう卒業論文の提出ですが、提出する2年生やそれを指導する担当講師、また提出される論文を受理する事務員まで、皆が緊張しながら迎えた今日という一日でした。
これまで、ブログの中で何度も卒業研究の様子を紹介してきました。
思い起こせば、1年前になります。
先輩達の卒業研究発表会を見て、「次は自分達の番だ。」と感じ、どのようなテーマにしようかと検討を始めました。そして、5月にはテーマが決定し、必要な試薬や実験方法などの実験計画を担当講師と話し合いながらも自分達で立てました。後期に入ると実験も始まり、限られた時間の中で成果を出せるよう、それぞれが考えて取り組んできました。
さらに年末辺りからは、論文をまとめ始め、昨日のブログにも紹介されていたように、担当講師の添削を受けては修正することを繰り返し、今日の提出日を迎えました。
この1つの論文を作成するまでに費やした時間、労力だけでなく、結果を出したいという熱意、入学時からここまで成長し「これが今の自分達だ。」と胸を張って言いたいという気持ちなど、本当にいろいろなものをこの論文に掛けてきました。
その全てを込めた1冊の論文を提出するという今日は、本当に緊張します。
論文を提出する事務室の前には、論文の完成した班から順に提出をしに来ていました。写真から伝わるでしょうか。無事に受理されることを祈るように提出する学生、又はチェックを待つ学生の姿です。
そして、無事に受理されれば、一気に顔は緩み、笑顔が溢れだします。2月4日(土)には、卒業研究発表会もまだ控えていますが、卒業論文提出という大きな目標をクリアした達成感で学生の笑顔は全開です。
この日に向かってこの1年走り続けて来た学生に、「お疲れ様でした。」と言いたいと思います・・・・が、まだ終わりではありません。最後の総仕上げが残っています。
今週末の土曜日に控えている、卒業研究発表会で自分達の成果を披露して本当に終了します。もうゴールは見えています。そのゴールテープを切るために、あと少し走りましょう!そして、見事走り抜けたその後は、さらに大きな笑顔になりましょう!
それまで、我々教職員一同も全力でサポートしていきますね。
2年生がこれまでの成果を発表する平成23年度の卒業研究発表会は、以下のホームページをご覧下さい。
https://www.bunseki.ac.jp/sotsuken11.html
By ぽてと