2012.02.07
学生が主体で活動している環境委員会は、本校の前にある南天満公園の清掃活動や、阪神タイガースが優勝したときにファンが飛び込むことで有名にもなった道頓堀川の水質調査を定期的に行っています。
本日は環境委員会の新たな取り組みとして、学校周辺を100人の参加者を集め清掃活動を行いました。
この企画の始まりは、「私たちの学校でも100名くらい集めて一斉に清掃活動したい。」という、2年・生命バイオ分析学科のKさんの一言でした。
あいにく大阪は、朝から雨が降っていったため、実施が危ぶまれましたが、清掃を始める10時には、ほぼ雨が止んでおり、無事実施することができました。
環境委員会の会長である、2年・生命バイオ分析学科のMくんに清掃活動開始前に話を聞いてみると、「朝から雨が降っていたので、本当に実施をすることが出来るのか不安でした。これまで打ち合わせや清掃活動の準備を環境委員会のメンバー全員で行ってきたので、それが無駄にならない為にも、全ての運を使ってもいいので止んでくれと思っていました。その祈りが通じたかのように雨が止み、曇りになったので嬉しく思いました。」と語ってくれました。
↑2年・生命バイオ分析学科のMくん
結果として、ゴミ袋20個分のゴミを集めることが出来ました。ゴミを集めることで、学生の思いも一つに集まったように感じました。
そして参加メンバーは、清掃活動終了後、自分たちが清掃した本校周辺の様子と同様に、彼らの気分も澄み晴れやかになったのではないかと感じるような素敵な笑顔でした。
この企画は今回だけではなく、来年度以降も継続した活動になって欲しいものですね。
環境委員会のクリーン活動終了後、午後1時から道頓堀川水質調査のための準備が行われました。
年に約4回の調査を行い、今回は、2年制学科の2年生にとって最後となります。そのため、今回の活動の目的は、後輩に道頓堀川水質調査の方法を伝えることにあります。もちろん、これまでの道頓堀川水質調査に1年生も参加してきましたが、次回から現在の1年生は先輩として、新たに入学してくる後輩に調査の方法を教えていかなければならないのです。よって今回の水質調査は、1年生が先輩となるための準備でもあるのです。
上の写真は、水質調査の方法を教えている様子です。教えている学生は勿論ですが、話を聞いている学生もとても真剣に聞いています。2年・資源分析化学科のTくん(中央)は、「今年度最後の道頓堀川水質調査ですので、自分の持っている知識や技術を後輩に教えていきます。それが本校で学ばせてもらったお礼だと思っています。この水質調査は来週の月曜日まで続きますが、体調不良になって後輩に教えることができなかったら困るので、体調管理をしっかりしていきます。」と語ってくれました。
道頓堀川水質調査の今後の予定は、
2/8(水)サンプリング
2/9(木)コロニー数カウントによる一般細菌・大腸菌群数の測定
2/10(金)MPN法による大腸菌群数の測定
2/13(月)BOD測定
と続きます。
これらの様子は、このブログ内で紹介されると思いますのでお楽しみに。
by クロス