日本分析化学専門学校

３月９日に卒業式を終え、既に就職先の企業で働いている卒業生もいるようです。そのため、春期休暇中でもある今日の学校は、さらに静けさが増すかのように思われました。しかし、昼頃になると、続々と１年生と３年生が登校し、久しぶりに賑やかな学校となりました。

　実は今日、学生達が登校してきたのには理由があります。それは、学校に頂いている求人企業についての一斉ガイダンスを行うと、我々担任から「集合！」の号令をかけていたからでした。
　本校の学生も１２月から少しずつ就職活動を始めています。これまでは説明会を行う企業が多く、本校でも、１月に関わりのある６社の方々に来て頂き、企業紹介講座という本校独自の企業説明会を行いました。（その時の様子はこちら→https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2012/01/post-6748.html）
それ以外にも、今は外部でいろいろと企業説明会が行われており、学生もそれらに参加して情報を集めています。中には、既に面接などを受けている学生もいます。
　
　その中で、今日は学校に直接頂いた求人を学生に公開し、本校の就職活動もいよいよ本格的に始まるぞ！という、スタート！、キックオフ！、プレイボール！となる、節目の日でした。説明を始める１３時には、ほぼ全員が集合し、ちょっとした緊張感が張り詰める中でガイダンスが始まりました。（ごめんなさい。写真を撮り忘れてしまい、写真がありません。）入学した当初は、集合時間になってもしっかりと集まれなかった１年生も、今や集合時間には静かに準備をして待つという姿勢も取れるようになり、この１年間の成長を少し感じた瞬間でもありました。
　そして、ガイダンスがスタートし、医療、材料、食品、環境などいろいろな分野から頂いた企業の説明を行い「さぁ、やるぞ！」と、全員で気持ちを引き締め、それぞれの目標に向かって進むことを確認しました。

　その後、資料室では、今日説明した求人票を確認する学生や、早速、履歴書を書き始める学生が多くいました。

　履歴書を書いているのは、資源分析化学科のNくん（写真右側）とGくん（写真左側）です。

　この２人は、一度大学を卒業して本校に入学、又は社会人を経験して本校に入学し、この分析や化学の分野で働きたいと考えています。履歴書を書きながらも、初めて行う学校求人への応募について、どのように進めて行くべきか、それぞれの立場からの質問がありました。高校を卒業して直ぐに入学した学生に比べると、年齢も高いため、不安もあるようです。しかし、これまでの先輩を見ても、しっかりとした技術と知識を身に付ければ、必ず内定を頂けると話すと、さらに履歴書を書くスピードを速めていました。このような学生は他にもいますが、それぞれの状況を把握しながら、教員としてもサポートしていこうと思いました。

　今後、このブログの中でも、１年生の就職活動の様子や内定報告をしたいと思いますので、どうぞ楽しみにお待ち下さい。

Ｂｙ　ぽてと