2012.03.14
今日も就職活動や資格の勉強に取り組む1年生達で本校はにぎわっています。
H君は数学検定の問題を、S君は応募しようとしている企業のパンフレットを熱心に見ています。
そんな中、いつもの明るい表情と違って少し真剣な表情をしたMさんがあおひげ先生と何か相談をしているようでしたので、話しを聞いてみました。Mさんは学校に求人をいただいたT社の採用試験の受験日が近づいており、その面接対策など就職に関する相談であおひげ先生のところに来ていたようです。
Mさんは、最初は環境分野に興味があって本校の資源分析化学科に入学してきた学生でしたが、本校で学んでいるうちに材料分野にも興味を持つようになり、先日本校に求人をいただいたT社の求人票を見て「せひここで働きたい」と思い応募しました。しかし、『環境を学びたいという入学したときの気持ち』から『今、T社で頑張りたいという気持ち』への変化がうまくまとまらず、どうやって話せばうまく伝えられるのかあおひげ先生に相談にのってもらっていたのです。私が部屋を訪れたときには、あおひげ先生のアドバイスで、考えもだいぶまとまってきたようで、不安も解消できつつあるようでした。
本校は分析化学の技術を基本として様々な分野で活躍できる人材を育成する学校です。入学時に漠然と化学が好きで入学した学生もいますが、次第に自分の目標を見つけて就職していくのです。入学前の興味と違った分野に目標ができても構いません。なぜ新たな分野に興味を持ったのかしっかり伝えれば大丈夫。
また、これから2年生で更に材料分野の実験や授業を経験すれば、即戦力となる実力は十分に身につきます。今の自分にまだ自信がなくても、1年後の成長した自分をイメージし、自信を持って就職活動に挑んできてください。
by ドラ一郎