2012.03.22
今日は企業で活躍する卒業生とこれから企業で活躍する在校生について紹介をします。
■企業で活躍する卒業生
約4年前に本校を卒業したT君の職場にお邪魔をして、今の仕事を見学させてもらうとともに在校中の思い出について聞きました。
↑めっき液の分析を行っているT君の姿です。
T君は滋賀県出身で滋賀県の工業高校を卒業して、すぐに本校へ入学をしました。本校では資源分析化学科に在籍をして2年間、授業や実験を通じて分析化学について学びました。その後、兵庫県の尼崎市にある航空機の部品や新幹線の熱交換器、宇宙航空機の部品などを製造している企業に就職しました。
T君に本校在校中の思い出を聞くと、「中学校の時に化学を勉強したとき、化学が好きになり、それ以来、高校、専門学校と化学の勉強をしてきました。また、子どもの頃から航空機に興味を持っていたところ、航空機の部品を製造している企業から学校に対して求人を頂き、喜んで受験をしました。そして、採用の通知をいただいたときはとても嬉しかったです。また、専門学校での一番の思い出は、せんぱい先生のグループで、水質に関する卒業研究を行ったことです。」と言っていました。
現在は本校の定量分析実験で身に付けた滴定操作の技術を活かして、自分が使用するめっき液の分析を行っているそうです。
■内定1号!
このブログでも1年生と4年制の医療からだ高度分析学科3年生の就職活動についてご紹介をしてきましたが、本日、1年生の資源分析化学科Mさんが企業に内定をしました。
おめでとう!
↑担任のあおひげ先生と資源分析化学科1年生Mさん
Mさんは、自動車のあらゆる部品の材料分析を行っている企業に内定をしました。この企業が分析をした材料は、愛知県で自動車の製造と販売を行っている超有名な企業で製造されている自動車に使用されています。
Mさんは、「環境にやさしい自動車を作りたい!」という夢があり、この企業を受験したそうです。将来、Mさんが分析をした材料を使って作られた自動車に乗ることがあるかもしれませんね。
また、余談となりますが、この企業にはすでに2名の本校卒業生が就職をしており、卒業生の職場における活躍を社長様が知り、そんなに活躍をする卒業生の母校の授業・実験カリキュラムが知りたいと思われ、本校に視察に来られたこともあります。
その様子はこちらのブログをご覧下さい。→https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2011/10/post-6670.html
今日は、企業で活躍する卒業生とこれから企業で活躍をする在校生の紹介をしました。
by バッテン