日本分析化学専門学校

・これから本校で学ぼうとする人たちに向けて

　本日は企業で活躍する本校OBの方を紹介します。今日は実は、これから学ぼうとする未来の本校学生に向けて、OBの方々からメッセージを頂けるということで、そのOBが働く実際の職場で取材させていただくことに成功しましたので、その報告をさせていただきます。
（３月２２日のブログでも、本校OBに取材した時のことを紹介しています。確認してみてください。企業で活躍する卒業生とこれから企業で活躍する在校生）
　
　今日紹介させていただくのは、本校を約20年前に卒業された大先輩のIさんです。
　Iさんは、実は今年度の入学式や卒業式、そして卒業記念パーティーにおいても、本校のOBで組織される「分友会」を代表して、参加およびスピーチをしていただいており、今の在校生たちも非常にお世話になっております。
（「分友会」の活動についてはこちらをご確認ください。年代を超えた先輩達の思いが、在校生達を支えます！　そして、卒業式の模様はこちら平成２３年度　卒業式　２年間の想い）

　
　Iさんは現在、色々な試料について、その成分などを「分析」するお仕事をされています。そしてその仕事を今まで続けていくうえで、「本校で学んだ内容は、大学で学ぶ技術、知識にも全く同様のものであったこと、そしてその知識が現在に至るまで、ずっと自分の仕事を支えてくれている」ということを本当に実感されたのだそうです。
　このメッセージは、将来それぞれの夢に向かって頑張っている今の在校生はもちろん、漠然と「化学やバイオの勉強が好きなので、それを活かした職に就きたい」と考えて、進路選択に迷っている「未来の本校学生」にとっても、勇気をもらえる内容になっていました。本日協力していただいたIさん、本当にありがとうございました。


・学校では、次年度に向けて準備も着々と進んでいます

　春休み中で、本校に登校してくる学生もまばらですが、そんな今だからこそできることもあります。今日わたくしは分析機器の動作確認、点検を行いました。ガスクロマトグラフという装置で、主に「ガス」、つまり気体を分析することができる装置です。

　具体的には、「香水」や「有機溶剤」といった揮発しやすい試料の分析に適しています。昨年の10月に新しい機種に生まれ変わったということもあり、動作に問題は全くありませんでした。我々教員も、そしてたくさんの分析機器も、準備万端の状態で、次年度を首を長くして待っています。

ｂｙあおひげ