2012.04.28
毎週、土曜日・日曜日に社会人やフリーター、ダブルスクールの学生を対象に開講し、2年間で分析化学の知識と技術を修得できる化学分析コースが今週も開講されています。世間ではGWが始まりましたが、今日も全国各地から学生が登校し、がんばっています。
1年生たちも徐々に学校に慣れてきたようです。朝、授業が始まる前やお昼休みには授業で解らなかったことや、資格取得についての相談に訪ねてくるようになりました。お昼休みに資料室にやってきたFさんは、先週あずみ先生の授業で配られたプリントを自分で解いてみて、解らないところを質問にきたようです。最初は自信なさげにしていたものの、私が説明しながら質問してみるとちゃんと理解できているようでした。解らないことや解ったつもりだけどイマイチ自信がないなぁ、ということはどんどん質問に来てくださいね。毎週、土曜日・日曜日のお昼休みには、資料室で化学分析コースの学生向けの特別基礎質問講座を実施しています。まだ来ていない学生もどんどん来て、早めに自分の疑問を解消していって学校生活をより有意義にしていって下さい。
今日は20期生のOGのAさんが学校を訪問してくれました。たまたま学校の近所まで来ることがあったので立ち寄ってくれたとのことでした。20期生というと「せんぱい先生」と同級生。学科も同じです。残念ながら今日はせんぱい先生は出勤ではなかったのでプチ同窓会実施にはなりませんでしたが、出勤していた私とすくろーす先生は当時彼女を教えていたので久しぶりに再会できたことが嬉しくて、近況を聞いたり昔話に花を咲かせたりしました。
彼女は学校を卒業する際に就職した臨床検査を行う企業で現在も活躍しているそうです。在学中は応用分析化学科(現在の資源分析化学科の前身)だったので、分野の違う仕事で苦労はなかったのか訪ねてみましたが、「私の部署は分析部門ですので高速液体クロマトグラフなどの分析機器が使えればいいんですよ。学校では分析機器を色々扱っていたので大丈夫でした。」とのこと。
早いもので彼女も働き始めてもう10年。すっかりベテランのようです。これからもがんばってくださいね。また後輩が就職でお世話になることがあったら、職場でビシバシ指導してやってください。
今日は化学分析コースの授業以外に体験入学が実施されていました。
体験入学では全体説明と体験実験の後に、最後に個別に質問を受け付ける時間があるのですが、その時間の最後の方ですくろーす先生が異様にハイテンションになっていました。あとで聞いてみると、すくろーす先生が担当していた参加者の方が、ななななんと3日前の4月25日に発売されたばかりの「分析化学のべからず171」をお持ちだったのです。