2012.05.11
昨日のブログでも紹介されていましたが、明日は、道頓堀川水質調査のサンプリングです。今日は、実験終了後に持ち物のチェックを環境委員会の学生が行っていました。
道頓堀川とは、大阪の街を象徴する川の1つで、阪神タイガースが優勝したときにファンが飛び込む川としても有名です。本校では、学生主体の委員会活動の1つである、この環境委員会が、「道頓堀川は本当に泳いでも大丈夫なのか?」と、水質の調査を毎年行っています。メディアにも何度か紹介されており、「阪神タイガースが優勝しそうな時」には、特に注目される活動となっています。過去の調査結果についても、こちらで掲載しているため、興味のある方はご覧下さい。(https://www.bunseki.ac.jp/dotonbori.html)
そのサンプリング道具の忘れ物がないように最終チェックを行いながら、2年生は1年生に説明をしていました。この光景は、代々続く環境委員会でよく見られるシーンです。先輩から後輩へ、知識と技術の伝授です。もちろん資料も学生が主体となって、考えて作成され、更新もされています。こうして、学校内での上下の繋がりができていきます。
最後に、資源分析化学科、2年生のMくんです。
昨年度までは、先輩が引っ張ってくれていたこの活動も、今回は初めて引っ張っていく立場となります。その意気込みを聞くと、「めっちゃ不安です。でも、やるしかないので、頑張ってきます。」とのことでした。Mくんは、昨年も毎回参加し、先輩の技術を間近で見て盗んでいた熱心な学生の1人です。私も、何度か同行しましたが、心配はしていません。期待に応えてくれると思います。恐らく、このブログを読んでいるであろう卒業生の先輩も、「Mくんなら大丈夫。」と感じているのではないでしょうか。
明日は、天気も良いようなので、絶好のサンプリング日和になるでしょう。朝8時に学校へ集合し、サンプリング道具を持って出かける予定です。10時前には、大阪の難波にある道頓堀川でサンプリングしている集団を見られますので、興味のある方は是非!
もちろん、その様子はこのブログでも紹介します。楽しみにお待ち下さい。
By ぽてと