2012.05.25
学生が定期試験を受験している時、求人企業様が求人票を持参するために、来校されました。
この企業は、感染症対策・環境消毒・害虫駆除・水質管理など、人の暮らしの衛生に関わる環境創りを
されている企業ですが、実はこの3月に卒業した学生が、就職した企業でもあります。
企業様に、「この4月からお世話になっているS君は頑張ってますでしょうか?」とお尋ねすると、
次のような答えが返ってきました。
『入社式が終わった後に、ある課題を与えたんです。
4人で1組のグループで実施させたのですが、彼はその課題について、非常に積極的に取り組み、
うまくいかない問題が生じたときにはその問題点を解決するために、よく考えて行動している姿を見て
大変頼もしかったことが印象的でした。
その行動力やリーダシップは、他の同期入社の大学生よりも高いので、本当に感心しました。
そもそも、彼が面接に来た時点で、同時に面接をした8人くらいの中で、ダントツで人間性の良さを
感じていたんですがね。今後も期待していますよ。
そして、彼のような学生を御校から学生さんを紹介していただきたくて、こうして今回求人票をお持ちしたんです。』
今やネット環境も標準化され、ソーシャル・ネットワークを使った就職活動「ソー活」なるものが登場する時代。
企業の皆さんからすると直接求人票を持参して回らなくてもいい時代に入っているのですが、
それでもなお、こうしてわざわざ求人のために本校に足をお運び頂いているということは、
これまでのこうした卒業生が活躍してくれているお陰だと改めて実感しましたし、
こうした企業は、1社や2社ではなく、非常に多いのが本校の特長なんだと手前味噌ながら感動しました。
前述の企業様がお帰りになった後、引き続き企業様が求人票を持参して頂けたということを聞き、
どこの企業様?どなたがいらしたの?なんて応接をチラチラと気にしていると、
「先生!求人票持ってきましたよー♪いい後輩紹介してくださいね~。」
と明るく元気な姿で登場したのは、本校の24期卒業のIさんでした。
実は彼女とはFacebookで繋がっているため、お久しぶり感は無いのですが、
やっぱりこうして対面で会うのはホントに久しぶりだったので、このとおりハイポーズ♪って感じで
写真を撮っていただきましたw
ちなみに真ん中が卒業生のIさん、向かって右側が私、そして、向かって左側は、
現在専任講師として本校で勤務しているマカロン先生なのですが、実はIさんと同期だったので、
久しぶりの同期再会ということもあって、盛り上がっていましたw
彼女は、海外にも広く輸出されている「ケミカル・ポンプ」といって、鉄・非鉄の金属製錬プラントで
製品を作るために必要なポンプを作っている企業で、金属の材料分析を行なっているということでした。
今回は、企業の人事部の方から「君の出身校へ求人票を持って行ってくれないか?」と依頼されたそうで、
原子吸光光度計が使える人材を募集したいということでした。
そうなんです。本校の求人の中には、こうした「機器分析」、それも特定の機器が使える人という事で
頂く求人も少なくありません。もちろんそれは、多くの卒業生が実際に企業に就職して、
現場で評価していただいているからこそなんだと思います。
こうしてご来校いただいた企業の方・卒業生の声を、今、将来のために一生懸命試験勉強をしている在校生には
もちろん、本校の入学を検討いただいている方にも生で伝えたかったなぁ~と本気で思った一日でした。。。
byすくろーす