2012.05.28
今日は、前期中間試験の2日目でした。休み時間の教室は、試験勉強に取り組む学生がほとんどですが、試験終了後の資料室では、2年生が就職活動や卒業研究に時間を使っていました。
下の写真は、先生から添削されて返ってきた履歴書を見ながら、「ああでもない。」「こうでもない。」といろいろ話をしている学生の様子です。
この3人は資源分析化学科の2年生で、右端のFくんは既に金属などの材料分析を行う企業から内定を頂いています。そのFくんからアドバイスを受けているのが、左側のHくんと中央のNくんです。実はこの2人、2日後に採用試験が控えており、同じ様な業種で採用の決まったFくんから、面接試験に取り組む姿勢や自己アピールする内容について、アドバイスを受けていました。
我々教員からも、面接試験対策や指導も行っていますが、このように同じ分野での就職を目指す仲間が常に周りにいることで、互いに足らない所を補ったり、切磋琢磨できているんだなと感じました。面接試験では、しっかりと普段の自分達の姿を見せて、内定を勝ち取ってもらいたいと思います。
学生は、5月22日(火)に1回目の企業見学会に行きました。その時の様子は、こちら(https://www.bunseki.ac.jp/teacher_blog/2012/05/post-6863.html)です。
今日は、学生ではなく、私ぽてとと、すくろーす先生とで、ちょこっと企業見学に行ってきました。目的は、現在進行中の学生指導に対する情報収集と言ったところでしょうか。もう少し詳しく言うと、学生のインターンシップの受け入れを申し出て頂いている企業様に、学生がお世話になるかもしれない現場を見せて頂き、今後の相談を行うために訪問しました。
インターンシップは、4年制学科の医療からだ高度分析学科のカリキュラムの1つとしてあり、実際の現場を経験するだけでなく、企業の中でのルールや社会人としての振る舞いなども学ぶために行います。そのため、医療分野での就職を考えている医療からだ高度分析学科の学生であっても、社会人としての基礎力を養う上では業種を問わずに多方面の企業様から申し出を頂き、実施を検討している状況です。
本日お邪魔したのは、スキンケア基礎化粧品、育毛剤、シャンプー、日焼け止め、消臭剤などを開発、生産されている企業様です。対応頂いたのは、化粧品が学生の頃から大好きで、その好きが高じて自ら起業し現在も開発に取り組まれている女性の社長様でした。とてもパワフルでエネルギッシュな社長様でした。
実際の生産現場も見せて頂きました。工場内は撮影できませんでしたが、見学中は、下のような写真になりました。
化粧品を生産している工場内では、衛生管理にも気を配られ、私達もエアシャワーを通り、入室させて頂きました。見学途中には、実際に消臭剤の試験を行っておられたり、芳香剤などを生産されている場所では、レモンやオレンジの良い香りも漂っていました。
かおりと言えば、臭気判定士の資格を持ち、生命バイオ分析学科の授業でもかおり科学を担当されているすくろーす先生ですが、卒業研究でも今年は化粧品関連のテーマをする予定とのことで、社長様と化粧品やかおりの話で盛り上がっていました。
学生がお世話になるタイミングは未定ですが、学生にとっては必ず良い経験になると思います。何を得て戻るのか、どのように成長するのかが楽しみになりました。
By ぽてと