2012.07.21
今日は、午前中は夏らしい日差しが照りつけていたものの午後からは雨がぱらつき、不安定な天気となりました。
さて、そんな中、本校周囲の雰囲気が着々と変化を遂げつつあります。
例えば、本校の目の前の道路に「一方通行」の案内が設置されたり、
いたるところに、祭りムード満載の提灯が飾られていたり・・・
そう、日本三大祭りの1つ、「天神祭」の開催が近づいているのです。
このお祭りは。7月24日(火)、25日(水)の2日間開催され、
その一番の盛り上がり真っ只の位置に本校があるため、
開催日は周囲の道路も歩行者天国&一方通行となり、学校の周りには出店がズラッとならぶという
大変な賑わいを見せるのです。
(写真は昨年度のものです。)
そんなお祭りを目前に控え、早くもお祭りムード漂う中、本校では「体験入学」が開催されました。
今日は飛び入り参加の方もお見えになり、多くの方をお迎えすることができました。
体験入学は本校のことはもちろん、一般にはあまり知られていない「分析化学って何?」
「化学者ってどんな仕事をしているの?」ということからじっくりご説明し、ご理解いただきます。
参加者の方も、学校の周囲の高まりつつあるお祭りムードに飲まれない勢いで楽しんで下さり、
特に体験実験「気軽に分析化学者体験」では、同伴のお母様、お父様も興味津々のご様子で
和やかなムードで盛り上がることができました。
「実際にビーカーを持って実験をすることで、『実験って、そういえば好きだったんだ』って思い出しました。」
とは、参加者が言ってくださった感想。
化学者は実験をすることが仕事になりますし、実験が好き、実験をもっとやりたい、そして実験を通して「なんで?」「すごい!」と
感動したり好奇心を持ったりできることが、化学者として必要な資質と言っても過言ではありません。
今日はその一端に触れていただくことができたようです。
下の写真はそんな体験実験の一つ。「花火を作ろう」の様子です。
また、毎回体験入学では、有志の在校生がお手伝いに来てくれています。
今回来てくれたのは、有機テクノロジー学科2年生のKさん。
彼女は「次の体験入学はいつですか?またお手伝いしたいです。声かけてください!」
と日頃声をかけてくれるくらい、積極的に手伝ってくれる学生です。
その理由は?と質問して帰ってきたのが下の回答。
「私はもともと化学が好きだったけど、でも高校ではあんまり実験をすることがなかったので、
実験が多い学校に入学することにはやっぱり不安がありました。
入学したら不安も吹っ飛ぶほど毎日楽しんでいますが、
日本分析化学専門学校には、私みたいな化学好きだけではなく、むしろ
化学が苦手だったり、化学をほとんど勉強していなくて好きかどうかもわからない方が
本校に多く入学されています。
そういう人は、私の時よりも、もっともっと不安をもって入学を考えると思うんです。
だから、こうやってお手伝いすることで『化学って面白い』『実験って楽しい』ってことを
知ってほしいんです。緊張も、在校生だからこそほぐしてあげられると思いますよ。」
また、体験入学に行く上のアドバイスについて、
こちらのサイトで特集されています。
ここには本校校長も登場!ぜひ本校に限らずいろいろな学校に見学に行く際の参考にしてくださいね!
体験入学は月に数回実施されています。
(開催日はこちら!)
ちょっとでも興味があるなぁという人は、どうぞ、お気軽に一歩足を踏み出してみてくださいね。
お友達や保護者とのご参加ももちろん歓迎です。
ご参加、お待ちしています!
byアビー