2012.08.19
さて、先日から予告させていただいたように、本日は梅田ハービスホールにて
「青少年のための科学の祭典・サイエンスフェスタ2012」が開催されました。
最近では、子供たちの理科離れが深刻化していますが、
このイベントでは、高校、大学、企業、そして本校のような専門学校などが
科学に関する数多くのブースを構え、来場した子ども達が科学と触れ合い、
そして「科学って面白い!」と感じてもらうための機会になるように
『理科好き』の子どもたちを育てることを目的としています。
本校は「動く!光る!スライム作り」というテーマでブースを出展しました!
10時の開催と同時にたくさんの方々が入場され、本校のブースにも開催と同時に
多くの人が来られました。
私、マカロンは今回初めて参加させていただいたのですが、あっというまにブースに
子供たちが並び、順番待ちの列が形成されることにビックリでした。
ビックリと同時にむくむくとやる気が!!
ブースに来てくれた子供たちは、「まだかな~」「早くスライムつくりたい!」と
わくわくの様子でした。
そして、いざスライムを作る時になると、しっかり説明を聞きながらスライムを
作ります。3色の色の中から自分の好きな色を付けた後、ぐるぐるかき混ぜると
徐々に液体が固まる様子に驚いているようでした。
最後に出来あがったものにブラックライトを当てることでピカッと光る様子をみて
「きれい!」「やったぁ!」と歓声が上がっていました。
ブースの中では、いっぱいの笑顔があふれていて、私たちも皆さんと一緒に、
とても楽しい1日を過ごすことができました。
今日の実施は私と3人の教員以外に、8人の学生が手伝ってくれました!
彼らは来訪いただいた方に丁寧にスライムの作り方をお教えするだけではなく、
順番待ちの子供たちに対してスライムの見本を持って「動くスライム」の演示実験を
行うなど、1日を通して大活躍!
スライムの構造の説明や、使っている物質の特徴、スライムの実用例などを
分かりやすく子供たちに説明し、子供たちの「なぜ?」に答えていました。
「おもしろい!」「楽しい!」も大切ですが、この「なぜ?」も大切です。
このような実験で少しでも化学に対して興味を持っていただき、
「化学って面白い!」と感じていただけたらと思います。
会場には約1万5千人もの来場者が来られ、終日大賑わいでした。
本校のブースには300人以上の方々が来られました。
ブースは常に順番待ちの長蛇の列ができ、大変な盛り上がりぶりで、
あまりの盛り上がりに、最後には試薬がなくなってしまうくらいでした。
1日頑張った学生たちもとても疲れたようでしたが、
「確かに疲れたけど、子供たちと過ごすのは楽しかった」
「すごく達成感があります!」など、充実した様子で笑顔で話してくれました!
多くの子どもと触れ合い、化学の面白さ、楽しさを共有したことで、
達成感が得られたのだと思います。
一生懸命、子供たちに「化学のたのしさ」を伝える様子に、
彼ら自身が本当に「化学が好き」であることが伝わってきました。
「化学ってなんだか難しい...」と思われる方もおられると思います。
実際、来訪いただいた方の中にも「化学は難しい」と言われる方も少なくありませんでした。
しかし、今日のスライムづくりを通して「楽しかった!」「面白かった!」という
気持を大切にしていただき、少しでも化学に興味をもっていただいて、
本校の学生たちのように「化学が好き」になっていただけたらと思います!
本日のスライムづくりのほかにも簡単にできる実験はいかがですか?
本校では家庭でも手軽にできる実験をHPでご紹介しています。
面白い実験がたくさんそろっていますので、きっとお試しいただけば
もっともっと化学が好きになること請け合いです。
今日お越しいただいた方も、お越しいただいていない方も、ぜひ一度ご覧ください。
→日本分析化学専門学校がお届けする実験集サイト
「すぐできる!なるほど・ザ・化学実験室」
https://www.bunseki.ac.jp/naruhodo/
byマカロン