2012.08.23
研究を初めて5年目になりますが、現在の方向性になってからは、
実質3年目となりますこの研究ですが、研究目的としては、
「大阪のにおいと聞いて想像する代表的なにおいが
大阪の街のどの辺でしているのかという体系的なマップを作ること」
として、(株)島津製作所の技術者の方と共同で研究を進めています。
(昨年度の研究の様子やメディア取材についてはコチラでご確認ください。)
・ あ、決して怪しいもんじゃあないです。研究の一環です
・「大阪のにおいの研究」の卒業研究班が新聞取材を受けました。
今回この研究で用いる「におい識別装置」という装置は、
卒業研究班の学生たちのとって初めて使用することになるので、
夏休み中にその勉強会とメンテナンス、測定方法を指導していく予定です。
今日は装置の安定性の確認と、9つの基準臭ガスを用いた装置の校正手順について
指導を行いました。
基準ガスは小さいボンベに入ってますが、
装置にかけるためにサンプリングバッグに移します。
今年の春以来、久々に起動したために、装置の性質上なかなか安定しません。
祈るように装置のPC画面を見つめる生命バイオ分析学科2年のDさん。。。
学生たちは初めて触れる装置や器具に興味津々で、
ひとつひとつの操作を楽しみながら取り組んでいました。
まだまだ研究は始まったばかりなのですが、
方向性としては昨年度の研究を広げるというよりも、
昨年度の研究で明らかとなった問題点や曖昧な部分の見直しなど、
広げる前に少し立ち止まって、固めておくべき部分をきちんと行うような予定です。
面白い結果が出れば、またこのブログで方向性をご報告させて頂きますね。
byすくろーす