せんせのブログ

残暑厳しき折

2012.08.30

こんにちは!ましおかです。

朝夕は涼しい日もありますが、まだまだ残暑の厳しい日が続いています。

団体講習開始

本日から国家資格の団体講習が始まりました。
この国家資格の団体講習とは、「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」、「有機溶剤作業主任者」、
「酸素欠乏・硫化水素危険作業主任者」の資格を取得するための講習で、学生本人の希望で受けることができます。
一般にも開講されていますが、毎年、この時期には本校の学生のみを対象にして、講習を開いて頂いているのです。
朝からバッテン先生が引率にいかれて、まずは、「特定化学物質及び四アルキル鉛等作業主任者」の団体講習が始まりました。

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この資格の名前だけを見れば、何の資格だろうかと思われるかもしれませんが、就職先の企業によっては、
必要とする資格です。事実、卒業してから、「この資格を持っていて良かった。」という声も聞きます。
また、講習を受ければ、自動的に取得できるというものではなく、最終試験があり
それに合格しないと資格の取得はできません。
しかしながら、毎年合格率が何と95%以上とほぼ全員が合格しています。

学生は夏期休暇中にも関わらず、資格を取得し、それを就職活動に役立てるために努力しています。

卒業生が遊びに来ました!!

下の写真はバッテン先生が確保されているわけではありません。念のため。

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27期卒業で、現在は水処理関係のお仕事で活躍されているG君(左)とT君(右)です。
業務の関係上、環境委員会で行った道頓堀川の水質調査を含め、本校で学んだ技術や経験、
そして取得した資格がとても役に立っているそうです。
学校の思い出を聞くと、
「いろいろな行事もありましたが、実験のレポートや資格の勉強をとにかくみんなで一生懸命頑張ったことが
代え難い一番の思い出です。近くに来たら学校に顔を出すようにしています。」
と言っていました。

また、アビー先生がT君について、「入学当初、化学や数学が全くわからなくて、
基礎科目担当だった私によく質問に来て、勉強していたことを思い出します。
社会人経験者で、他の学生よりも年齢は上でしたが、いい意味でプライドがなく、
いや、化学者になりたいというプライドを持って頑張っていた学生でした。
内定したときはとても嬉しかったのを覚えています。
さわやかなナイスガイです。」と、語ってくれました。

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この夏期休暇中、このように卒業生が遊びに来る姿をよく見ました。
卒業した学生からも愛される学校なんだと思います。
これはとてもすばらしいことだと思いますし、もっともっとよい学校にしたい!と強く思いました。

byましおか